乃木坂46・与田祐希、総勢44人の大グループでも「キャラを作りすぎず、自然体で」
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1期生から5期生まで、総勢44人からなる乃木坂46で「キャラを作りすぎず、自然体で活動しています」と、ほほ笑むのは3期生の与田祐希。地上波連ドラ初主演作『量産型リコ ‐プラモ女子の人生組み立て記‐』に意気込む彼女は、自身の経験を振り返るとともに、同期のメンバーや憧れのOG・西野七瀬への思いを明かす。
【写真】“与田ちゃん”のかわいい撮り下ろし写真
グループでの自分「素の自分で活動できている」
与田の主演ドラマ『量産型リコ ‐プラモ女子の人生組み立て記‐』は、「深夜ドラマ×プラモデル」をテーマにしたオリジナル作品。性格、容姿、好きなもの、センス、価値観など、あらゆるものが平均的なタイプの主人公・小向璃子が「プラモデル」というホビーと出合い、成長する姿を描く。
璃子役の話を聞いた当初、役柄が自分と似ていて「私のことを知っている方が脚本を書いたのかなと思ったくらい」とはにかむ。
「璃子ちゃんは、自分と似た人生を歩んでいるのかなと思います。私自身、学生時代にクラスで特別目立つ存在でもなかったし、どこかのグループに属していたわけでもなくて。とりあえずみんながやっているからという理由でテニス部に所属しても続けられず、趣味は『家で寝ること』のような生活でした。でも、璃子ちゃんがプラモデルと出合ったように、私は、乃木坂46と出合い人生が変わったんです。生き方が他人とは思えず、ビックリしました」。
“プラモ女子”ということでニッパを持って撮影
ドラマ公式インスタグラムでは、ロボットアニメ「ガンダム」シリーズに登場する“量産型ザク”のプラモデルを作った「プラモ研修」のオフショットも公開した。
「楽しかったです。想像以上に黙々と作業へ集中できたし、自粛期間中に“DIY”にハマっていた当時の気持ちを思い出せたので『プラモ作りも好きかも』と思いました。初めての経験なので教わりながら作って。塗装も少しだけ体験したけど、難しくて上手にできなかったです(苦笑)。細かな作業は得意ではないけど、集中して何かに取り組むのは好きかもと思いました」。
ドラマの核にあるテーマは「人生のオリジナリティ」。そのテーマは、大所帯の乃木坂46で個性を求められる与田にも通じる。
「グループでは、アイドルだからとキャラを作りすぎず、自然体で活動しています。強いて言われるキャラクターは『野生児』かな(笑)。普段は、素の自分で活動できているなと思います。メンバーはみんな、私から見ると1人1人に個性があるし、似た子もいなくて。誰かみたいになりたい、という感覚もあんまりないです。幼い頃からお母さんに『人は人、自分は自分』と言われてきたので、人と比べる考え方がないのかもしれません」。