七海ひろき×瀬戸かずや×如月蓮、宝塚音楽学校での出会いから20年 “予科本科”だから知るお互いの素顔とは?
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(左から)如月蓮、七海ひろき、瀬戸かずや
――七海さんは宝塚歌劇団の89期生、瀬戸さんと如月さんは90期生ということで、予科本科の間柄です。90期さんの音楽学校入学が2002年なので、今年で出会いから20年となります。
七海&瀬戸&如月:うわぁぁ。ほんとだ。20年だ(笑)。
――七海さんは入学当初のお2人について覚えてますか?
七海:覚えてます、覚えてます! (瀬戸は)やっぱり最初からすごくこう、声が低くて(笑)。
瀬戸&如月:ワハハハハハ!!
七海:「おはようございます」っていう声がもうすでにカッコよくて、顔がキリっとしてたから、私たちの中でも「瀬戸さんはすごくカッコいい男役になるだろうね」っていう話をしてたくらいだったんで、よく覚えてます。
如月さんは、最初の合格発表のことを鮮明に覚えていて(笑)。(如月に向かい)言ったことあるっけ? 合格発表の後に、私たちが列を作って合格者に「おめでとう!」と声をかけるんですけど、そこで(如月は)すごく潔く「ありがとうございます! がんばります!!」って、私たちの列のセンターで心の内を発言したんです。なんてカッコいいんだろうと(笑)。
――とのことですが、七海さんの印象はいかがでしたか?
如月:いいですか? もうネタになってるんですけど、本科生に七海ひろきさんはいなかった説があって(笑)。音楽学校のときは男役もまだ身についていないころでしたので、(七海が)のちに組替えで星組にいらしたときに、あまりにもすてき過ぎて、1個上さんだけど音楽学校の時に七海さんはいなかったぞって(一同爆笑)。あと覚えているのは、みかんが好きな人(笑)。優しかったですね、昔から。
瀬戸:いつも穏やかで、ふわぁ~って講堂に入ってくる。(七海爆笑)
如月:ギラギラしてなかったよね?
瀬戸:そう! あ、あとアザラシが好きでしたよね。アザラシの方っていう印象(笑)。
七海:人間、根本はまったく変わらないんですよね(笑)。
――星組では、“ひろきのお兄様”と呼ばれるくらいのカッコよさとオーラで娘役さんはもちろん、後輩の男役さんも魅了されていましたが…。
如月:そうです、そうです、お兄様になっててびっくりしました(笑)。
――今回演じられる蘇芳役は、“ひろきのお兄様”にぴったりの役だと感じました。
七海:そう思ってもらえたらうれしいです。でも、似ているようで本質的には全然違うんだなと思うところもいっぱいあって、蘇芳の鋭さだったり観察力だったりとか、自分にはあんまりないんですよね。その違いをお芝居で出していけたらいいなって思ってます。
如月蓮
――では最後に本作の見どころのアピールをお願いします。
七海:ハッピーになれるし、とても笑顔になれる作品だと思います。たくさん“キュン”として、ときめいてもらえたらいいなと思ってます。
瀬戸:1話から最後までさまざまな“キュン”が用意されています。映像となって流れるのが私自身も楽しみですし、それぞれのキャラクターを何度も見て、いろんな形の恋愛や生きざまを楽しんで観ていただきたいです。
如月:気持ちが明るくなれるドラマだと思うので、気軽に、そして、いろんな見方で楽しんでいただけたらうれしいです!
(取材・文:編集部 写真:高野広美)
ドラマ『合コンに行ったら女がいなかった話』は、10月20日より、カンテレにて毎週木曜24時25分、TOKYO MXにて同25時放送(全10話)。