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森尾由美&松本明子、お互いの頑張りを励みに40年 周囲もうらやむ不作の83年組の固い絆

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松本明子

森尾由美

◆『電波少年シリーズ』『千鳥の鬼レンチャン』松本明子の奮闘が励みに


松本明子
――周囲の皆さんがうらやましく思うほど、83年組の皆さんの絆は固いのですね。

松本:私たちは、連絡を取りすぎ!(笑) それくらい仲が良いです。デビュー当時はこんなふうになれるなんて想像もできませんでした。同志としての絆もあるし、安心できるし、頼れるし。喧嘩もできる仲です。

森尾:裏表がないから、一緒にいてとても気持ちが良いです。素直に謝れるし、なんでも言い合える仲ですね。

――皆さんにとって、今年は40周年の節目の年になります。そんな中で転機と思えるような出来事はありますか?

松本:歌手としてデビューして売れなくてさまよっている時に、中山秀征さんから「一緒にバラエティ班で頑張ろうよ」と声をかけてもらったことは、一つの転機になりました。母親も「いただいたお仕事はどんどんやりなさい。一生懸命にやって、名前と顔を覚えていただいたら、その後はきっと好きな歌を歌えるようになる」と言ってくれて。売れなかったことや謹慎していた時期もバネになって、がむしゃらに走り続けてきました。

――『電波少年シリーズ』では数々の体当たり企画にも挑まれていました。

松本:アラファト議長に会いに行ったり!

森尾:あんなことができるのは、アッコだけだと思う。私はアッコのたくましさや頑張りを見て、ものすごく励みになったんです。いつも思うのは、アッコは、83年組である私の自慢だということ。アッコが頑張っているから、私も、そして同期のみんなも頑張っていこうと思える。本当にいつも刺激を受けています。先日放送された『千鳥の鬼レンチャンアイドルSP』もLINEで感想を言い合って、みんなで盛り上がりました!(笑) アッコにはやっぱり笑いの神がついているのよ!

――『千鳥の鬼レンチャンアイドルSP』では、チャレンジの前後に松本さんがオナラをしてしまった様子が放送され、お茶の間を笑いの渦に巻き込みました。

松本:もう緊張しちゃって! 出ちゃったんですね(笑)。ああいった姿も放送していただいて全然平気ですし、皆さんに笑ってもらえてうれしいです。でもその時ばかりは恥ずかしくて、“お神セブン”のLINEに事前に報告できなかったんです…。

森尾:いつもどういった番組に出るのか教えてくれるのにね! でも千絵ちゃんがアッコの出ている番組はいつもチェックしてくれているので、みんなに「この日、アッコが出るよ」と教えてくれていました。

松本:本当にありがたいです。同期のみんなが背中を押してくれたり、励ましてくれたり、感想を言ってくれたりすることが、私の元気の源になっています。

森尾由美
――森尾さんも、タレント、女優業と活躍の場を広げ、今年はレギュラー出演されているトークバラエティ『はやく起きた朝は...』も30年目の放送に突入しました。

松本:由美ちゃんは出産直後も働いていて、大変だろうなと思っていました。『大好き!五つ子』シリーズのような昼ドラもやられていて、育児をしながら撮影をするなんてすごいな!と思っていました。

森尾:気づけば40周年を迎えていたという感じなんですが、すべては良い縁に恵まれたからこそ、ここまで歩んでくることができたんだなと思っています。モットーとしてきたのは、気負いすぎないこと。私は「これは頑張らないといけない!」と構えると空回りをしてしまうタイプなので、何事も平常心で挑みたいなと思っています。

――ファンの方に向けて、今回のイベントでぜひ“お神セブン”の「こういったところを見てほしい」というポイントはありますか?

松本:“お神セブン”はベタであることが売りなので、包み隠さず、私たちのすべてを見ていただきたいです。私も本番で気合を入れすぎて、また(オナラが)出ちゃうかも!(笑)

森尾:お聞き逃しなく!(笑) 今回はデビュー当時にできなかったことだけではなく、コロナ禍でできなかったこともやれたらいいなと思っています。売れなかった私たちのことをめげずに応援してくれた方の声も聞きたいですし、ファンの方と交流するような企画もやれたらうれしいです。

――45周年、50周年記念イベントにも期待がかかります!

森尾:そうなったら、私は完全に裏方で…。

松本:いやいや! 由美ちゃんがステージにいないと始まらないから!

森尾:でもそれをモチベーションにこの先の5年、10年、頑張れるかなという気がしています。実はコロナ禍で少し気持ちが落ち込んでしまって、「もう隠居したいな…」と思った時期があって。でも久しぶりに会ったアッコから「何を言っているの! 70歳までロケに行くよ。そのためにも元気でいないとダメだよ!」と声をかけてもらって、「そうだな。アッコ、ありがとう!」と元気が出たことがあったんです。ただ“お神セブン”のイベントでは、『夜のヒットスタジオ』のように階段を下りながら出てくる場面があるんですが、70歳になった時に「階段を下りられるかな…」という心配があります(苦笑)。

松本:ステージをバリアフリーにしなきゃいけないね。みんなが「もう疲れた」と言っても、そこを引っ張って、45周年、50周年とどんどんやっていきたいです! 由美ちゃんは、もちろんホットパンツでね!(笑)

(取材・文:成田おり枝 写真:高野広美)

 『40周年イベント 83年組アイドル 不作と言われた私たち「お神セブン」再集結!』は、9月29日・30日東京・博品館劇場にて開催。

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