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日向坂46・潮紗理菜の卒業発表 山口陽世は「誰よりも涙を流してくれた」

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■「日向坂の聖母」として、メンバーを包み込んできた


潮紗理菜(右)のラッキーナンバーは「8」 山口陽世(左)と手で「8」のポーズ
――卒業を決めた潮さんは「日向坂の聖母」と称されています。

潮:そんなことはなくて。そう呼ばれても、困っちゃう(笑)。

――(笑)。後輩の山口さんが「聖母」だと感じた経験は?

山口:同期の森本茉莉と出演した舞台『幕が上がる』の終幕後、紗理菜さんも同時期に舞台(『レ・ミゼラブル~惨めなる人々』)に出演していたので、3人で打ち上げをしたんです。そこで、紗理菜さんが「私は三期生がずっと好きだし、ずっと味方だよ」と愛を伝えてくださって、真剣な話をする機会が珍しかったのもあり、うれしかったです。

――周囲との接し方で、潮さんが大切にしていたことは?

潮:1人で抱え込まないでほしいという気持ちです。私は過去に、自分を見失ってしまった時期もあったんですけど、もう一度前を向けたのはそばにいてくれたメンバーのおかげだったんです。同期と後輩の「架け橋に」と考えたのもその延長でした。後輩のみんなは礼儀正しく謙虚で、いい子たちばかりですけど、先輩後輩の関係性に気を取られて活動が楽しめなくなるのは嫌だったので、自分にできることをと思っていました。

――まさしく「聖母」として、包み込んでいたのかなと。卒業発表時、ブログでは約7年半の活動は「自分探しの旅」だったと述べていましたが、わずかでも「自分」は見つかりましたか?

潮:見つかって、価値観が1周しました。よく表れているのは、髪型です。加入当時、眉毛すら整えたことのなかった女の子が、いろいろともがいて、小顔に見せようとスプレーで前髪をおでこに貼り付けていた時期もあって…(笑)。でも、髪型は加入当時に戻りました。活動では、もろくなって強くなってを繰り返し、加入当時とのハイブリッドになれた今の自分が一番好きです。

――卒業後の活動は「ゆっくりと考えたい」と述べていました。

潮:何も決まっていないんです。ぼんやりとは考えていて、振り返るとけやき坂46のオーディションを受けたのは偶然で、新たなものに挑戦する勇気や度胸を学んだ約7年半の経験も生かしたいので、ふれたことのない世界に飛び込んでみたいです。


――未来は明るそうです。そんな潮さんとグループで過ごせる時間は残りわずかですが、山口さんが一緒にやっておきたいことは?

山口:全国ツアー(「Happy Train Tour 2023」)も続いていて、あっという間に紗理菜さんの卒業が来てしまうのかなと思うんです。今は、メンバー同士だから頻繁に会えているけど、プライベートでは毎日会えなくなると思うので、スマホのフォルダに紗理菜さんのいろんな表情を残せれば。会えなくなったらちょっかいもかけられないですし、たくさんちょっかいをかけて後輩らしく甘えたいです(笑)。

――(笑)。ちなみに、レギュラー番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京/毎週日曜25時5分)では、山口さんが後輩を自宅に招き入れる「山口家連れ込み隊」が話題になった回もありました。潮さんは、行ったことは?

潮:ないので、行きたいんです。

山口:ぜひ(笑)。

潮:それこそ、見たことない景色ですし、こんなすてきな子が生まれ育った場所に行ってみたいです。

山口:え! 実家ですか?

潮:あ、実家に連れ込んでほしい(笑)。

――(笑)。YouTube「日向坂ちゃんねる」では山口さんが、同郷で鳥取県出身の四期生・平尾帆夏さんと実家を訪問していましたよね。ただ、レギュラー番組では山口さんの現在の「自宅」というお話で…。

潮:自宅は行かなくても大丈夫かな(笑)。今は、逆に「家に来る?」みたいな感じです。実は、プライベートでメンバーを自宅に上げたことがないんです。気を遣わせてしまうと悪いので…。でも、卒業がなければ誘うきっかけもなかったし、逆に「よかったら来る?」と私が招きたいです!

(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:上野留加)

 日向坂46、2ndアルバム『脈打つ感情』は11月8日発売。

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