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水上恒司、改名後の1年「まさかここまでお仕事を頂けるとは思っていなかった」

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◆改名後の1年「まさかここまでお仕事を頂けるとは思っていなかった」


映画『OUT』場面写真 (C)2023『OUT』製作委員会
 そんな中、「身体を大きくしたり、髪を染めたり、ヒゲを伸ばしたりすることは当然のことで。これは役作りをする上で普遍的なことですが、それ以上に『その人間が何をしたいのか、何を大事にしているか』を見つけようとします。『要の家族ってこんな風なんだろうな。仲間を大事にしながらもケンカをしてしまう要だけれど、将来についてはどう考えているのかな』などいろいろと考えました」と語るなど、水上がもっとも大事にしたのは要の心だ。

 躍動感たっぷりに要を演じ切ったいま、「要はアホですよね」と微笑みながら、「要は、人のために動くことができる人。そして、自分の人生を必死に生きている。そういった姿には、僕自身も純粋に感動しました」と要に愛情をたっぷりと傾けた水上。「まだまだ発見できていない自分の一面もあると思いますし、皆さんに見せられていない一面もある。要役を通して、新しい一面を世に放つことができたのかなと思います」、さらには「このメンバーで『OUT2』をやりたいなという思いになれた。それってすごくステキなことですよね」とチームとの一体感を振り返りながら、並々ならぬ充実感をにじませる。


 今年の水上は、フジテレビの月9ドラマ『真夏のシンデレラ』でライフセーバー役、12月8日公開の映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』では特攻隊員を演じ、放送中のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』ではヒロインが恋に落ちる青年役として出演することも決定しているなど、八面六臂の活躍を見せている。

 「“水上”として活動させていただくようになってから、約1年が経ちました。少なからずお仕事は頂けるだろうという希望的観測もありましたが、まさかここまで頂けるとは思っていませんでした。本当にラッキーだなと感じています」と改名後の1年を回想してしみじみ。「それはすべて自分の力で成し得たものではなく、いろいろな方が支えてくれるからこそできたこと。より一層、一人では生きていけないということを実感した1年でもあります」と周囲への感謝をあふれさせつつ、「“水上”になってから、丸裸じゃないですけど、剥き出しになれたことはすごくうれしいことです」と目尻を下げる。

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◆『中学聖日記』塚原あゆ子監督からもらった、心に残り続ける言葉

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