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本田真凜、引退発表から7ヵ月「私だから聞けることもある」スポーツ取材に充実感 演技の仕事にも意欲

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本田真凜
本田真凜 クランクイン! 写真:高野広美

 2016年世界ジュニアフィギュア選手権で優勝を果たすなど、フィギュアスケート選手として活躍した本田真凜。今年1月に競技生活から引退した彼女が、昨年大好評を博したアイスショー『ワンピース・オン・アイス~エピソード・オブ・アラバスタ~』の再演に出演する。気心知れた仲間がそろう本作の見どころや、引退後の生活、さらには今後の活動の目標などを聞いた。

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◆初演の稽古では戸惑いも、心強かった妹・望結の存在

 9月にLaLa arena TOKYO‐BAY(千葉県船橋市)にて再演されるアイスショー『ワンピース・オン・アイス~エピソード・オブ・アラバスタ~』は、テレビアニメ『ONE PIECE』シリーズ史上初のアイスショーとして昨夏に上演。『ONE PIECE』シリーズの中でも人気の高い「アラバスタ編」を、フィギュアスケートのスピード感・躍動感で表現。モンキー・D・ルフィを演じる宇野昌磨をはじめ、日本屈指のスケーターたちが、このアイスショーのために収録されたアニメ声優のセリフに合わせて熱演。砂漠の王国を舞台にした世界が氷上に再現されたかのような完成度・表現力の高さで大きな話題を呼んだ。

 再演でも、主人公のモンキー・D・ルフィ役を演じる宇野昌磨のほか、麦わらの一味として、ロロノア・ゾロ役の田中刑事、ナミ役の本田望結、ウソップ役の織田信成をはじめ、サンジ役に島田高志郎、チョッパー役に渡辺倫果、アラバスタ王国の反乱軍リーダー・コーザ役に友野一希。そして、ルフィに立ちはだかる強敵・クロコダイル役として無良崇人が出演。本田真凜は、アラバスタ王国の王女・ネフェルタリ・ビビを続投する。

『ワンピース・オン・アイス~エピソード・オブ・アラバスタ~』メインビジュアル(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション 「ワンピース・オン・アイス」2024製作委員会
――大反響を集めた作品の再演となります。

本田:再演したいなと昨年からみんなで話していたので、全員が再集結して再演できることがすごくうれしかったです。

――昨年の初演で印象に残っていることはありますか?

本田:普段のアイスショーはだいたい3分くらいなのですが、『ワンピース・オン・アイス』は1時間半くらい。そんなに長く本番でスケートシューズを履く経験は初めてでした。

初日の練習の時に、まず氷ではなく床のお稽古から始まったことも覚えています。セリフを声に出して言うという経験も自分たちにはなかったですし、「どうしたらいいんだろう?」とすごく不安になって。その中でナミ役の望結が「こうしたらいいよ」とアドバイスをくれて、本当に心強かったです。

――女優さんとしてお仕事している妹さんの姿を直接見ることはなかなかないですもんね。

本田:小さいころレッスンについて行った時以来ですね。家で相手役の練習をしたりするんですけど、こちらは棒読みなので(笑)、本気の女優さんモードというのはテレビで見るくらいだったので新鮮でした。

前回、望結は最後のシーンで全公演本当に涙を流していたんです! あそこまでできるのはすごいな、さすがだなと思いました。ビビが最後にスピーチをする場面で、泣いていることを伝えるにはどうしたらいいかな?と質問攻めにしました(笑)。

本田真凜、ビビ扮装ショット (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション 「ワンピース・オン・アイス」2024製作委員会
――演じられるビビはどんなキャラクターですか?

本田:自分のこと以上に仲間や国民のことを考えて大切に思っている女性です。はかなさがあって、少し不器用なところもありますが、強い意思を感じられるキャラクターだなと思います。 

――ご自身と似ているところはありますか?

本田:私は周りのみんなが喜んでいる姿を見るのがすごく好きで、いろいろやってあげたくなるんです。そういう部分は少し似ているかもしれません。

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◆子どものころから知っている共演陣は「ホーム」のような安心感

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【2023年公演】『ワンピース・オン・アイス~エピソード・オブ・アラバスタ~』公開リハーサルのようす

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