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DUNLOP、3Dプリンター技術を活用した『MIRRORLIAR FILMS』との共創成果を発表

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『MIRRORLIAR FILMS』×DUNLOPの成果発表
『MIRRORLIAR FILMS』×DUNLOPの成果発表

 阿部進之介、伊藤主税、山田孝之らがプロデュースする短編映画制作プロジェクトと、DUNLOP(住友ゴム工業株式会社)と取り組んできた共創の成果が、7月1日〜3日に東京ビッグサイトで開催された「ものづくりワールド 東京2026」にて発表された。

【写真】3Dプリンターで製作した提灯を手に学生らが『喜八』完成披露に登壇! 『MIRRORLIAR FILMS』×DUNLOPの共創成果

 映画を通じて地域・企業・クリエイター・学生が出会い、新たな挑戦を生み出すことを目的に、企業版ふるさと納税を活用した映画制作を全国で展開している『MIRRORLIAR FILMS』。

 その『MIRRORLIAR FILMS』が培ってきた地域と連携した映画づくりのノウハウが、DUNLOPが100年以上培ってきたゴム技術と融合することで、製造業の最先端技術を地域創生や人材育成へ活用する、新たな共創モデルが誕生。企業の技術が映画を通じて地域へ還元され、その成果が劇場公開や配信、さらには海外映画祭へと広がる本プロジェクトは、企業版ふるさと納税を活用した地方創生の新たな可能性として注目されている。

 「ものづくりワールド 東京2026」会期中のイベントには、住友ゴム工業株式会社 イノベーション推進部課長・杉本睦樹氏と、株式会社and pictures代表取締役/MIRRORLIAR FILMSプロデューサー・伊藤主税が登壇した。

 2025年にDUNLOPは、岡山県にタイヤテストコースを有する企業として、岡山県を拠点に劇場映画『MIRRORLIAR FILMS Season8』(1月公開)などを制作した「岡山フィルムプロジェクト」に参画。100年以上培ってきたゴム技術を、従来の工業用途だけでなく、映画という新たな領域へ展開していることを紹介した。

 杉本氏は、同社が開発を進める3Dプリンター用ゴム材料について、11月より国内法人向けに販売を開始予定であることを発表。本事業を「新たな挑戦のスタート」と位置づけ、材料を提供するだけでなく、3Dプリンターメーカーや造形パートナー、エンドユーザーなどと連携しながら、日本発の技術を世界へ発信していく構想と、ロボットや医療、自動車、スポーツ分野に加え、映画との共創もその可能性を広げる取り組みの一つとして紹介。多様なパートナーとの共創による新しいものづくりへの期待を述べた。

 伊藤は、「岡山県で生まれたこのモデルは、神戸市、下妻市をはじめ全国へ展開していきます。現在、多くの自治体や企業が住友ゴム工業様との取り組みを参考に、『自分たちには何ができるのか』という対話を始めています」と、全国の地域が取り組む地域創生にとって重要なモデルケースとなっていると話した。

 岡山フィルムプロジェクトでは、同社の3Dプリンター用ゴム材料を活用し、学生たちのアイデアから桃型オブジェやカチンコ風名札、そして短編映画「喜八」に美術として登場する提灯を制作。このゴム材料は、同社が100年以上にわたり培ってきたゴム配合技術や解析技術を活かして開発した新素材だ。従来の3Dプリンターでは難しかった、ゴム本来の弾力性や高い復元性、耐久性を備えた造形を可能にし、幅広い分野での活用が期待されている。

 「喜八」は、MIRRORLIAR FILMSの地域特別制作作品として、岡山県立大学2年生(制作当時)の川上誉士幸氏が監督を務めた約15分の短編映画。ワークショップで選ばれた企画をもとに、映像業界で活躍するプロクリエイターの指導を受けながら学生たちが制作した。本作は、偶然同じ名前を持つ二人の“きはち”の出会いを通じて、人を肩書きではなく、その人自身として見ることの大切さを描いた作品だ。

 今回のプロジェクトでは、同社の最先端技術と学生たちの自由な発想と融合することで、これまでにない映画表現へとつながった。2025年11月に行われた完成披露上映会では制作に参加した学生が登壇し、映画の美術として製作した提灯を披露するとともに、工場見学や製造工程の体験を通じて、企業の技術と映画づくりが結び付く貴重な経験となったことを紹介。

 短編映画『喜八』は、上映会や配信を通じて広く発信されるだけでなく、5月にデンマークで開催された「日本デンマーク映画祭」など海外映画祭で上映され、地域で生まれた作品が世界へ羽ばたく新たな可能性も切り拓いている。

 MIRRORLIAR FILMSとDUNLOPはその後も、同社の製品を題材に学生によるPR映像の制作を実施。神戸製鋼所・川崎重工業との共同開催による技術系女性交流会では映画業界との異業種コラボレーションも行うなど、映画を軸に多様な共創を生み出している。

 『MIRRORLIAR FILMS』は、岡山での取り組みに続き、新シーズンとして「茨城県下妻市」「兵庫県神戸市」へとプロジェクトを拡大。地域を舞台とした映画制作に加え、一般公募による作品募集も開始し、より多くのクリエイターが挑戦できる環境づくりを進めている。

短編映画『喜八』予告映像

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