山田裕貴、満たされない“ジョーカー”に共感 「ずっと乾いた状態」
2019年に公開され、世界を震撼させた映画『ジョーカー』。社会から爪はじきにされた孤独な男のタガが外れ、狂気の道化=ジョーカーになっていくさまをソリッドに描き、第76回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞、第92回アカデミー賞主演男優賞&作曲賞を受賞。その“続編”となる『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』が11日に劇場公開される。そして本作の日本語吹き替え版声優に抜てきされたのが、俳優の山田裕貴だ。劇中ではジョーカーを追い詰めるハービー検事にふんしているが、本人はジョーカーに共感する部分も多いという。作品の魅力やジョーカー役のホアキン・フェニックスの怪演、さらには自身が抱える“苦悩”について――。表現者としての本音を語ってもらった。
クランクイン! 写真:高野広美