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今田美桜、朝ドラ『あんぱん』ヒロイン・のぶの明るさや夫婦関係に憧れ

ドラマ

◆のぶの溌剌としたエネルギーは高知ならではの賜物



 撮影は、猛暑の昨年9月、物語の舞台でもある高知県でスタートした。「のぶの溌剌としたエネルギーは、高知という場所が持つパワーと似ている感じがしました。高知の大自然の中で走るシーンからクランクインできたこともありがたかったです。地元の皆さんも応援に来てくださって、高知の皆様の応援や期待をたっぷり受けることができましたので、その気持ちを東京に持ち帰って撮影に挑めています」と振り返る。

 土佐弁にも奮闘中だ。「最初は関西っぽいのかな?と思ったのですが、実際に教えてもらうと全然違い…(苦笑)。私は福岡出身なので地元の言葉と近しい部分もあったので、とにかく聞いて聞いて慣れていきました」とのこと。「土佐ことば指導の先生にいただいた音声テープを聞きながら練習していると、自分が発している音が正しい音と一致しているのか分からなくなってくるんです。違うふうに覚えてしまいそうで怖くて、撮影の合間は先生の横でひたすら読んで聞いてもらっています」と告白。「それでも何度やっても合わない時があって。北村さんに(この言葉に)似た単語ない?と聞くと、すぐに探してくれるので助かっています」とコンビネーションはばっちり。ちなみに、お気に入りの土佐弁は驚いたり感嘆した時に出るという「たまるか」。今田によると「表現の幅が広がって、いろんな感情を乗せられるので便利」とのことで、アドリブでも多用しているそうだ。

 のぶが育った朝田家のキャストには、加瀬亮、江口のりこ、吉田鋼太郎、浅田美代子、河合優実、原菜乃華とそうそうたる実力派が顔をそろえる。「朝田家はとてものほほんとしています(笑)。もちろん緊張感もありながらなんですけど。皆さんの放つエネルギーみたいなものが柔らかくて穏やか。現場にいるスタッフ、キャストみんなが『あんぱん』という作品が好きだということが伝わってきますし、みんなそれぞれにリスペクトが感じられる。そうした雰囲気を作り上げてくださっているチームの皆さんに助けられて常にホッとした自分でいられる」と感謝。

 「そうそうたる皆様なので、座長としてできることは少ない」と謙遜しつつも、「やなせさんの作品もそうなように、『あんぱん』も明るく前向きな温かい作品だからこそ、現場もそうでありたいと思っています。自分もいつも穏やかで心広くありたい」と座長としての心がけを明かした。

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◆6度目の共演の北村匠海と強い信頼関係

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