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塩野瑛久、“美しく魅惑的”という役柄に「とてもプレッシャー」 官能シーンにも挑戦

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塩野瑛久
塩野瑛久 クランクイン! 写真:小川遼

 俳優の塩野瑛久が、麻生久美子と共演を果たしたテレビ朝日系ドラマ『魔物』。本作で塩野は“愛=所有”という危険な考えを持つ、美しく魅惑的な男・源凍也を演じている。近年、大河ドラマ『光る君へ』で演じた一条天皇をはじめ“佇まいの美しさ”が多くの視聴者を虜にしている塩野。本作でも“美しい”と表現される人物を演じているが、塩野が思う“真の美しさ”について胸の内を明かした。

【写真】“美しい”という言葉がぴったりの塩野瑛久

■“美しく魅惑的”という役柄に「とてもプレッシャーです」

 本作は『梨泰院クラス』などを手がけた韓国の大手スタジオ・SLLとテレビ朝日がタッグを組んだ日韓共同制作オリジナルドラマ。将来を嘱望されながらも孤独を抱えて生きている美しき弁護士・華陣あやめ(麻生)の前に現われた、塩野演じる美しく魅惑的な男・源凍也。この二人が、危険な禁断の恋を繰り広げる。

 塩野演じる凍也は、“愛=所有”と信じる、危うさをはらんだ人間。その容姿は“美しく魅惑的”と表現されている。塩野は「とてもプレッシャーですね」と第一声をあげると「ト書きにも、すごくたくさん魅力的なことが書かれているんです。自然に発せられるものであればあるほど、僕にそれが務まるのか……という不安はずっとありました」と正直な胸の内を明かす。


 一方で塩野は「美しいと言っていただけるのは、素直に嬉しいんです」とはにかむと「でも美しいという言葉にもいろいろな意味があると思うんですよ。見た目の美しさという意味では、若い俳優さんも出てきて、顔が端正で、素敵で美しい方がたくさんいます。そのなかで、やはりその人の生き様というか、泥臭さも含めて、一生懸命物事に向き合い、努力して積み重ねてきたことによって生まれる美しさもあると思うんです。そういう美しさをしっかりと兼ね備えていけるような年の重ね方をしたいです」と、自身の美しさの定義を語った。

■体を鍛えて魅せる部分も意識!

 日韓合作ドラマとなる本作は、監督も韓国人が務める。塩野は「プロットを拝見した段階で、物語の運び方を含めて、韓国ドラマっぽいと感じました。現場では日本の撮影と特別違うかといえば、そんなことはないのですが、独特の雰囲気は感じます。ただ、韓国ドラマを作っているわけではないので、僕ら日本人の持っているものを掛け合わせつつ、いいものを作っていければと思っています」と意気込む。

 それでも、「出演が決まったときから、体づくりなどは強く意識しました。韓国の俳優さんはスタイルもよく、筋肉もとても素敵ですから。衣装合わせのときに、自分が細く見えたので、トレーニングをしてから撮影に臨みました」と魅せる部分もしっかりと意識したという。


 演じる凍也というキャラクターについて「このドラマの登場人物たちは、共感してもらえるキャラクターではないのかなと思っています」と解釈を述べると「感情移入というよりは、あやめと凍也から目が離せない……というエンタテインメント的な形で観てもらえるといいのかなと感じています。一方で、あまりファンタジーにならないように、説得力のある演技を心掛けたいです」と語った。

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■官能シーンにも挑戦「まさに飛び込むような感じ」

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ドラマ『魔物』第1話120秒PR公開

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