木村達成、大河ドラマ&日曜劇場と躍進続く ストレートプレイ初挑戦から5年で得た気づきとは?
――お稽古が進まれる中で、作品の印象は変わりましたか?
木村:だいぶ変わりましたね。やっぱり役者さんがその役に命を吹きこんでくださってる分、分かりづらい表現もすごく鮮明になってきている感じはします。
――演出の稲葉さんとは初顔合わせとなります。
木村:すごく寄り添ってくださってますし、みんなが理解してやっと一歩進めるという素晴らしい稽古場の環境づくりをしていただいて助かっています。
――今回は6人という少人数のカンパニーですが、稽古場の雰囲気はいかがですか?
木村:和気あいあいに何かを作る作品ではないので、みなさんと話し合いながら、稲葉さんを通して新しい発見を常に見つけながら頑張っている感じですね。僕は少ない人数で成立させる舞台が好きなんだなと思っています。舞台を成立させるために少ない人数で立ち上がっているほうが、達成感や舞台をやったっていう感覚が芽生えることが多いんですよね。