“令和の峰不二子”阿部なつき26歳「加工は悪じゃない」 “理想の自分”に近づくための美学に迫る
オリジナルショートドラマ『キューティーハニー BELOVED ENEMY』(DMMショート)で、主人公・如月ハニーを演じるモデルでタレントの阿部なつきが、劇中衣装で「クランクイン!」編集部に訪問。初主演作にして“国民的アイコン”ともいえるキャラクターに挑む彼女が、その胸の内を語る。さらに、多くの女性から支持を集める美の哲学、そして最近感じているという内面的な変化についても赤裸々に明かしてくれた。
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■“令和の峰不二子”が体現する、新しいハニー像
阿部なつき
誰もが知る国民的キャラクター・キューティーハニー。そんな大役のオファーについて阿部は「本当に、『キューティーハニー』は今まで実写化された際も名だたる女優の方々が演じられていて、国民的キャラクターとして皆さんに愛されていたハニーを自分が演じるということには、『私でいいのかな』というプレッシャーがありました」と率直に語る。しかし、それと同時に「ぜひやってみたい」という気持ちも強かったのだとか。
これまで何度も映像化されてきたが、それぞれが時代にあった“新しさ”を付加価値として表現してきたキューティーハニー。阿部は本作について、スマートフォンでの視聴に最適化された「縦型動画」というフォーマットに令和らしさを感じ、素晴らしい作品になるという確信があった。一方で、ショートドラマの経験はあったものの、本格的な役作り、そして初挑戦となるアクション、初主演ということも重なり、現場には不安もあったという。そんな中、勝ったのは“面白い”と思える好奇心だった。
「『令和の峰不二子』というキャッチフレーズで覚えてくださっている方が多い中で、その私がハニーを演じさせていただくということが、すごく面白いと感じました。ファンの方も喜んでいただけるのではないかと思い、ワクワクしました」。
昭和から続くポップアイコンを現代で体現するプレッシャーは、入念な準備によって前向きな気持ちへと昇華されていった。「プレッシャーを乗り越えるために、たくさん台本を読んだり、原作のアニメを拝見したりしました。たくさん勉強していくうちに、『こういう風に演じたら、令和のハニーが出来上がるのではないか』と想像するのが楽しみになっていったんです」。
本作の舞台は大企業のオフィス。セクハラやパワハラといった現代社会が抱える問題に、ハニーが愛と正義を貫いて戦う。その新しい設定の中に、時代を超えて輝く女性像を見出す。
「昔も今も変わらず、可愛らしさと強さを兼ね備えた女性は素敵ですよね。それをこの令和の時代に演じさせていただけるということが、とても嬉しかったですし、私もそういう女性になりたいなと思いながら演じていました」。

