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“令和の峰不二子”阿部なつき26歳「加工は悪じゃない」 “理想の自分”に近づくための美学に迫る

ドラマ

■「加工は悪じゃない」――理想の自分に近づくための美学


阿部なつき
 ジムやピラティスに通い、常に自身をアップデートし続ける阿部の姿は、多くの女性にとって憧れの的だ。そのストイックなまでの美意識は、自身の「好き」という感情に支えられている。「美容を追求している自分が好きなので、常により良い自分を作るためにアップデートすることを心がけて、努力しています」。

 そんな彼女が、美しくなりたいと願う全ての女性へ送るアドバイスは、意外なものだった。「『加工は悪だ』という風潮が少しあるかもしれませんが、私はすごく良いことだと思っています。加工した写真というのは、きっと自分の理想をビジュアル化したものですよね。そうなりたいと思う自分を表現することで、それに近づけると思うんです」。

 それは単なる気休めや理想論ではない。彼女自身が実践し、効果を実感してきた確かな方法論だ。

 「例えば、3年前に加工した自分の姿が、今のリアルな自分になっていたりします。無加工だった3年前の自分と比べると、今の方がずっと可愛くなれたと思えて、それが自信にも繋がりますし、さらに努力したいという気持ちにもなります」。

 完璧な美を追い求めるという強い思いに突き動かされてきた阿部だが、近年気持ちに変化が生じてきているという。いま目指している女性像は「完璧な自分」ではなく「しなやかな女性」。かつての自分は、今とは少し違ったと振り返る。

 「20代前半は、強く、頑固に、マイルールをたくさん決めて突っ走ってきたという印象が自分の中であるのですが、これからはもっと、いい意味で執着を手放して、色々なものを受け入れて、軽やかに生きていきたいなと思います」。

 ストイックな体型管理のため、夜の会食を断ったり、飲酒を禁じたり。完璧を求めるあまり、自ら作ったルールに縛られていた過去。その考えに変化が訪れたきっかけは、ごく身近な場所にあった。

 「なんとなく、自分のSNSを見ていて、すごく息苦しい気がしたんです。きっと私のインスタグラムなどを見てくださっている人も、どこか窮屈に感じているかもって(笑)。もちろん適当でいいというわけではありませんが、『私はこれだ』と固めすぎずにいようと思いました」。

 自身の記録であるSNSを客観的に見つめ直した時、完璧を求めすぎる自分の姿に気づいた。これからは、もっと自分の幅を広げていきたい。その眼差しは、未来を見据えている。

 「素敵な人とはご飯もたくさん行きたいし、お酒も楽しく嗜みたい。これからは、ダメな部分も含めて、色々な自分を受け入れていきたいです」。(取材・文:磯部正和 写真:高野広美)

 オリジナルショートドラマ『キューティーハニー BELOVED ENEMY』(全15話)は、DMMショートにて11月25日より独占配信。


DMMショート『キューティーハニー BELOVED ENEMY』メインビジュアル (C)Go Nagai/Dynamic Planning‐DMM

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