安蘭けい&瀬奈じゅん、待望の初共演 宝塚で1期違いの2人が明かすお互いの魅力とは
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安蘭けい
――意外にも今回が初共演のおふたりですが、宝塚では77期と78期と一期違いの間柄です。第一印象は覚えていますか?
瀬奈:私はすごく覚えています!
安蘭:私も覚えているよ。うちの同期に麻子(瀬奈の愛称)と同じ宝塚受験スクールの子がいて、音楽学校の入学試験のお手伝いをしていた時に、「絶対あの子受かるよ」ってみんなが知っていたんです。すごく有名で注目株でした。
瀬奈:私はスクールで、宝塚受験のクラスではなく、ずっとバレエを習っていたんですね。そのスクールでは受験生の人たちはみんな年上なのに、私のほうが先輩みたいな感じになってしまっていて。だからそういう印象だったんだと思います。
安蘭:ザワザワザワ……っていう感じで見ていました。
瀬奈:本当に普通の子、渋谷系女子だったので、受験するような感じの子じゃなかったから生意気に見られていたんだと思います。
そんな中、予科生を本科生が遊びに連れて行ってくれるイベントがあって。その時に、本科生10人と予科生10人みたいなグループの中に安蘭さんがいらっしゃったんです。すごく覚えているのが、「今日は無礼講なんだから、全然笑ったりしたっていいんだよ」って。
安蘭:規則が厳しくて、普段予科生は笑っちゃいけないんだよね。
瀬奈:忘れもしない神戸ポートピアランドへ遊びに行ったんですけど、その時は普通に笑って楽しく過ごしました。そうしたら、安蘭さんがみんなの前で「えー!麻子って全然普通のいい子じゃん!」って言ってくれたんです。瞳子さんのその一言で、本科生からそういう目で見られなくなり、みんな優しくなっていったんですよね。それが安蘭けいさんの第一印象。
安蘭:恩人じゃん!(笑) そんなことがあったんだ、初めて聞いた!
瀬奈:そういうご恩は忘れずに覚えていますね。よかったですね、恩を売っといて(笑)。
安蘭:これからずっと一緒なので、恩返ししてもらおう(笑)。
瀬奈:最後まで言わずにとっておけばよかった。大失敗(笑)。
瀬奈じゅん
――(笑)。入団されてからは、安蘭さんは雪組⇒星組。瀬奈さんは花組⇒月組と被らなかったんですよね。
安蘭:そうなんです。麻子の代の初舞台が雪組だったので、その時くらいですね。
――同じ時期にトップスターとして活躍されたおふたりですが、お互いのここがすごい!と思うところはどんなところでしょうか。
安蘭:麻子はね、なんでもできるし、とてもかっこいいんですよ。いろんなことをスマートにこなすし。かっこいいキザり方も自然で、“やってます感”がない。自然にいろんなことをこなしていて、下級生ながらカッコいいな、瀬奈じゅんみたいになれたらいいなって憧れていました。
瀬奈:よく言う…。ここ太字で書いてください(笑)。
安蘭:さぁ、次は麻子が太字で書いてもらうことを言ってくれる番(笑)。
瀬奈:私、瞳子さんの悪口を人から聞いたことがないんです。それくらい人間性が素晴らしいんですよね。それが舞台にも出るから、もちろん男役でもそうでしたけど退団されてからも本当に素敵だなって思います。人として尊敬しています。

