島袋寛子、SPEEDでの鮮烈デビューから30年「楽しいこと、うれしいこともあったけど大変だった(笑)」

――今年はデビュー30周年の節目の年。この30年を振り返るとどんな30年でしたか?
島袋:楽しいこと、うれしいことももちろんありましたが、大変だった~(笑)。
――言葉に重みがあります(笑)。
島袋:変なふうに捉えてほしくないんですけど、でもやっぱり12歳から30年ですからね。親元を離れて、仕事や夢に向き合って大人になっていって、人生の基盤を作るような全てが同時に行われてきた30年なので。大変だったと思いますけど、大変だけじゃないんですよ。
でも、ほんとにたくさんの皆さんのおかげでたどりつけた30年だったなと思います。本当に想像してなかったので…。この仕事って自分の意思ももちろん大事ですけど、どうなるかわからないものですから。
――その中でターニングポイントを挙げるとすると、どんなことになりますか?
島袋:いっぱいありすぎるんですよね(笑)。本当にすべての時間が今の自分につながっているというのを実感しています。グループでデビューして、音楽でもそうですし、ミュージカルに挑戦したことも、プライベートの時間もすべての出来事、時間が今の私につながっていると思います。
――30周年イヤーがこのドラマで始まり、4月にツアーもあるんですよね。
島袋:今年はいろいろと企画しているのですが、毎年やらせていただいているクラブツアーは、グループの曲、ソロ曲、Coco d’Orというジャズプロジェクトの曲に沖縄の楽曲もあったりするので、ぎゅっと凝縮した、みんなで30年を振り返りながら楽しめるようなライブにできたらいいなと思っています。

――30年経っても変わらない島袋さんの透明感や美しさがネットニュースになるなど絶賛されていますが、そうした声は届いていますか?
島袋:びっくりですよね。どうしちゃったの!?って(笑)。でも、「私も頑張ろう」「hiroちゃんの頑張りを見ていると自分も頑張れる」と、この30年一緒に歩いてきた同世代の皆さんがそう言ってくれたりするのを見ると、すごくうれしいですし、私も「よし、また頑張ろう」って思えます。
――美しさを保つために心がけてることはどんなことでしょう。
島袋:えぇ~? うーん、そうだなぁ…、言葉とか言霊ですかね。内面にどす黒いものは持たないように(笑)。何かそういうものを感じたら、ちゃんと向き合って消化したり、楽しむようにしています。すべての出来事をポジティブに変換することは大事にしていますね。絶対にそういうのはちょっとした表情や仕草に出てきちゃうので…。人間だから出る時もあるんですけど、やっぱりなるべく皆さんが私という存在に触れた時に気持ちのいいものを受け取ってもらえるようにしたいんです。そういう姿勢は気をつけています。
――それでは最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします。
島袋:お互いいろいろな時間があったと思うけれど、そういったものを音楽を通して一緒に分かち合い、喜び合えたらうれしいです。励まし合ったり、いろんな感情のコミュニケーションができたらいいなと思ってますので、ぜひお時間があればライブにも遊びに来ていただきたいです。
歌手人生30年を迎える年のスタートがありがたいことにドラマで演技のお仕事をいただき、とても楽しい作品になっていますので、ぜひたくさんの方に『元科捜研の主婦』を最後までご覧いただけるとうれしいです。
(取材・文:渡那拳 写真:高野広美)
ドラマ『元科捜研の主婦』は、テレ東系にて毎週金曜21時放送。

