クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

佐藤拓也&星希成奏、『ヤニすう』で見つめた“大人の一息” 「深呼吸できる相手」がいる尊さ

アニメ

関連 :

佐藤拓也

星希成奏

■互いのキャラクターに寄せる優しい心配

――佐々木と山田/田山の会話は、何気ない言葉のやり取りの中で少しずつ距離が縮まっていくところが印象的です。実際に掛け合う中で、相手のお芝居に引き出されたり、支えられたりした部分はありましたか?

佐藤:この作品のやり取りは、佐々木さんが田山さんの言葉を受けてリアクションする場面がすごく大きいんです。実際のスタジオでも、星希さんのお芝居に引っ張ってもらっている感覚がありました。それが本当にありがたくて。

自分ひとりでは気づけなかったかもしれない、「佐々木さんって、こういう人なのかもしれない」という部分を、星希さんとの掛け合いの中で気づかせてもらっているんです。だからもう、本当に星希さんさまさまです。

お芝居を聞いていても、「あ、本人だな」と思ってしまう瞬間が結構あるんですよ。山田/田山としてそこにいてくれるからこそ、こちらも佐々木として自然に反応できる。日々、お世話になっています(笑)。

星希:いえいえ、本当に私のほうこそです。私が山田/田山をどのように持っていっても、佐藤さんが演じる佐々木さんというブレない軸が、必ずそこにいてくださるんです。

自分の中で「こういう言い方でいいのかな」「こういう方向で合っているのかな」と考えて持っていったものも、しっかり受け止めて、その流れに乗せてくださる。しかも、それを言葉で説明するのではなく、お芝居の中の空気で自然に導いてくださるんです。

だから、すごくのびのび演じることができました。最初は、そうそうたる皆さんの中で収録させていただく緊張感も大きくて、「どうしよう」と思う瞬間もあったのですが、佐藤さんが背中を押してくださったり、支えてくださったり、時には引っ張ってくださったりして。本当に大きく支えていただきました。

(左から)星希成奏、佐藤拓也
――互いのキャラクターについて、「ここが好き」「ここが放っておけない」と感じる部分は?

星希:佐々木さんは、本当にいい人すぎるんです。誰かに何かを頼まれた時も、無理をして引き受けているというより、自分の良心で「俺はまだいけるな」と受け止めてしまう人なんですよね。しかも、自分の中の許容量がすごく広い人だからこそ、その優しさに付け込んでくる人がいないか心配になります。「この人になら甘えても大丈夫」と思われすぎないといいな、という気持ちはあります。

佐藤:山田さんも田山さんも、根っこの部分がものすごく優しい人なんです。何かを「してあげよう」とするというより、「このほうが私はいいと思う」という正直さから動いている人だと思うんですよね。だからこそ、すごく優しい人だなと感じます。一方で、彼女自身がものすごく頑張り屋でもあるので、その頑張りが行き過ぎてしまう瞬間もある気がしていて。だから、心と体には気を付けてほしいなと思います。

――そんな二人の関係性を一言で表すとしたら、どんな言葉になりますか?

佐藤:「深呼吸できる相手」なんじゃないですかね。友達でもなく、同僚でもなく、恋人でもない。でも、だからこそお互いに心の内を話せる関係なのだと思います。大人になると、そんなに正直に生きていけないことのほうが多いじゃないですか。気を遣ったり、言葉を飲み込んだりする場面もたくさんある。

そんな中で、あの二人は心根の部分で触れ合っているからこそ、お互いの居場所や人生を守れているような気がするんです。ああいうふうに息を吸える場所があることは、すごく貴重なことなんじゃないかなと思います。

星希:私は「縁」かなと思います。縁がないと出会わない二人だなって。「必然」と言うのもちょっと違う気がしますし、「偶然」という言葉だけでは、少し軽くなってしまう気もするんです。偶然を超えた何かがあって出会った二人という感じがするので、やっぱり「縁」という言葉が一番しっくりきます。

テレビアニメ『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』場面写真(C)地主/SQUARE ENIX・「ヤニすう」製作委員会(C)Jinushi/SQUARE ENIX

次ページ

■佐藤拓也&星希成奏が重ねる『ヤニすう』と日常

2ページ(全3ページ中)

この記事の写真を見る

関連情報

あわせて読みたい


佐藤拓也 の関連記事

最新ニュース

クランクイン!トレンド 最新ニュース

おすすめチケット

powered by ローチケ

おすすめフォト

おすすめ動画

最新&おすすめ 配信作品

注目の人物

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る