稗田寧々、動画工房初のオリジナル異能バトルに自信「ワクワクは絶対に裏切らない」 <『メビウス・ダスト』インタビュー>
アニメ制作会社「動画工房」初のオリジナル異能バトルテレビアニメ『メビウス・ダスト』。本作の舞台は、空に巨大な結晶が浮かぶ都市<しんかつしか>。この町で暮らす一部の子どもたちは結晶が放出する謎の粒子<メビウス・ダスト>の影響で<ラムス>という特殊能力を手に入れたが、代償として町から出ることを禁じられてしまう。その鬱憤をはらすように、彼らはチームを結成して日々、能力を駆使した陣取りゲームに没頭していた。そんなある日、<ラムス>研究者の湯田博士と出会うことで子どもたちの運命は大きく動き出す…。今回は主人公・アラキ(CV:竹中悠斗)の妹にしてチーム<ポリスホッパー>の仲間でもあるステラを演じる稗田寧々にインタビューを実施。独特な世界観を持つ本作の魅力や、ステラとの運命的な出会いを語ってもらった。
【写真】役をイメージした衣装がキュートな稗田寧々の撮り下ろしショット(8枚)
■運命的な出会いだったステラとの共通点は「“芯”があるところ」
『メビウス・ダスト』キービジュアル (C)「メビウス・ダスト」製作委員会
――ステラ役が決まったときのお気持ちを教えてください。
稗田:実はテープオーディションのときから、ステラには共感できる部分や自分の性格に近いところがあると思っていまして。そこからスタジオオーディションが決まったので、あのとき感じた親近感は間違ってなかったのかもと思い、全力で挑ませてもらいました。それから、ステラと“縁”を感じる出来事はほかにもありまして、今回のスタジオオーディションがあった日と、12年前に私がこの業界に入るきっかけとなった現事務所のオーディションの日が同じ8月1日だったんですよ。
――それは運命的ですね!
稗田:毎年この日は私にとってすごく特別な日なんですけれど、12年も経ったんだという気持ちと、そんな大事な日にオーディションがあるということで、より一層気合も入りました。スタジオオーディションのあとも「自分だからできるステラを演じられた!」という手ごたえがあり、マネージャーさんから合格の連絡をもらったときはすごく嬉しくなりました。ステラというキャラクターはもちろん、本作の世界観にも魅かれていたこともあって、もう本当に嬉しいです。
――ご自身とステラは具体的にどういうところが似ていると思いますか?
稗田:主に性格面ですね。ステラは自分の思ったことをはっきり言えたり、物事を白黒つけたがったりする芯のあるタイプなんですけれど、私も結構そういう性分なんです。実際にアフレコを進めていくと、物語の進行とともにステラの揺れ動く感情や考えていることがすっと入ってくる感覚があって、彼女と同じ気持ちで物語を体験している気分になれました。
――聞けば聞くほど運命的な出会いですね。
稗田:私は演じる役によって自分の経験値や今までの体験などを抽出してキャラクターを作っていくんですけれど、ステラは変に気負うことなく、テープアフレコの時点から自然と入り込めるキャラクターだったと思います。
――そんなステラの設定画を初めて見たときはどういう印象を持たれましたか?
稗田:やっぱり、まず脚に注目がいきました。本作の大事な要素である<ラムス>が、この子は足なんだなっていうところに目がいき、この脚でどう動くのかすごく気になりました。あとは、ステラの快活な性格を表したようなキリッとした表情にもすごく惹かれたし、髪の色が私の好きな赤色なのもすごくテンション上がりました。
――もしかして、本日のお衣装や髪型はステラをイメージされてのものですか?
稗田:そうです! 今日の衣装は自分で選んだものでして、どうにかしてステラの<ラムス>をコーディネートに入れたくて緑の靴下で再現してみました。かなりこだわりポイントです。
――とてもお似合いで素敵です。
稗田:ありがとうございます(笑)。
稗田寧々
――ステラを演じる上で気を付けたこと、あるいは心がけたことは何かありますか?
稗田:気を付けたのは兄であるアラキとの会話のシーンです。ステラってオルガ(CV:佐藤榛夏)やハルト(CV:堀金蒼平)たち<ポリスホッパー>の仲間と話すときは結構軽口も叩ける子なんですけれど、繊細なところがあり、長年一緒に過ごしてきたアラキと話すときには、彼を理解し、尊重していることが伝わってきました。特に1話とか、アラキとふたりきりで会話をするシーンは、ステラのちゃきちゃきした部分も大事なんですけれど、思いやりとか優しさみたいな部分のニュアンスが、ほかの仲間たちとの会話と違うなと思っていたので、そこの塩梅はすごく気にして演じました。
実は演じている竹中くんもアラキに似て繊細なところがあるんです。初めての座長ということで緊張もあったみたいだし、竹中くんにもアラキにも寄り添えるようなお芝居は意識してやっていたかなと思います。
