ASCA、アニマーシブライブ「竜とそばかすの姫 - PROJECT LAYRA - 」で届ける“歌の力”「私の全てで皆さんにお返ししたい」
――LAYRAを演じることへの向き合い方は、レコーディングや稽古を通してどのように変わりましたか?
ASCA:初めは「演じなければ」と思っていたのですが、「5人5色のLAYRAでいい」というチームの皆さんのお言葉を受けて、レコーディングではこれまで磨いてきた歌や表現をLAYRAの楽曲に染み込ませながら歌わせていただきました。実際に稽古が始まってからは、LAYRAという人物の解像度がどんどん上がっていき、「60億人に届け!」というスケールの大きな気持ちは忘れずに臨んでいます。
アニマーシブライブ「竜とそばかすの姫 - PROJECT LAYRA - 」LAYRA(レイラ)キャスト一覧(C)アニマーシブライブ「竜とそばかすの姫」製作委員会
――LAYRAの人柄を、どのように捉えていますか? ご自身の活動への思いと重なる部分も教えてください。
ASCA:LAYRAはきっと、とてもピュアな人だと思います。支えてくれる人や自分の歌を聴いてくれる人がいなければLAYRAは存在しない。誰よりもそのことを深く受け止め、感謝し、その思いを愛に変えて歌っている。人一倍謙虚で、ひたむきな姿に人々は惹かれて応援したくなるのだと思うし、私自身もそうありたいと思いながら活動をしています。
――本作のオープニング曲でもある『わたしはLAYRA』には、どのような物語を感じましたか?
ASCA:この楽曲はLAYRAのデビューシングル。そこに至るまでの苦しみや、これから歌い続けていく覚悟を記したマニフェストのような楽曲だと感じ、私の中のLAYRA像をより深く肉付けしてレコーディングに臨んだのですが、彼女の繊細さやピュアさを表現するために、声を深くしすぎない歌唱法で挑みました。
――今回、アニマーシブライブならではの表現にどのような可能性を感じていますか?
ASCA:絶賛稽古中なのですが、バーチャルのLAYRAに合わせてせりふを言ったり、歌い踊ったりすることが初めての経験で、とても楽しくやらせていただいています。映像の中のキャラクターと生の声で掛け合いをしたり、動きをリンクさせながらライブをしたりすることで、バーチャルとリアルをつないでいきます。
会場には大きなLEDパネルが正面と左右に常設され、最新機材を駆使したステージ演出が加わることで、圧倒的な没入感をお楽しみいただけると思います。そして、皆さんに参加していただくことで完成するのが、アニマーシブライブの一番の魅力です。
――最後に、本作で届けたい新たな姿と、公演を楽しみにしている皆さんへのメッセージをお願いします。
ASCA:世界初の試みであるプロジェクトに参加させていただき、私自身も初めての挑戦をたくさんさせてもらえていることを、本当にありがたく光栄に思っています。
舞台で一人二役を演じたり、映像に合わせて歌い踊ったり、素晴らしい舞台チームの皆さんのおかげで、歌以外での表現の楽しさを教えてもらいました。
4年前、『竜とそばかすの姫』が届けてくれた“歌の力”を、今度は私の全てで皆さんにお返ししたいと思います。そしてぜひ、<U>の一員として会場に遊びに来てください。アニマーシブライブならではの仕掛けが、あなたを待っています。
(取材・文:吉野庫之介)
アニマーシブライブ「竜とそばかすの姫 - PROJECT LAYRA - 」は、10月10日~11月15日、MoN Takanawa: The Museum of Narratives Box1000にて開催。
