北川景子「髪型なり肉体なり変えていくのが好き」ストイックな素顔を明かす

女優・北川景子が、7月9日スタートのドラマ『探偵の探偵』にて、フジテレビでは連続ドラマ“初”主演を務め、“初”の探偵役で本格アクションも“初”挑戦する。亡き妹のため命がけで探偵を追う探偵という役柄について、北川が熱く語っていくにつれ、自身のストイックな素顔も浮き彫りになった。
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原作は松岡圭祐によるシリーズ累計40万部を突破した同名推理小説。北川は原作を読んだ感想を「ストーリーの新鮮さというか斬新さを感じましたね。脚本も原作のハードボイルドの味を生かしていると思いました」と述べつつも、「クランクイン前は、自分がどこまでできるのかという面で想像がつかなかった部分もありました」と振り返った。
北川演じる紗崎玲奈(ささき・れな)は、容姿端麗、頭脳明晰で、記憶力が非常に良く、物事を総合的に判断して最適な行動を選択することができる能力の持ち主。悪徳探偵を調査・追及する女探偵という同役について北川は、「妹の死に泣き寝入りをしない。悪いことを許さないし、絶対にあきらめないし、動じない」と評する。「自身とリンクする部分があるか」という質問には、「そうありたいとは思います。今までつらい仕事もあったし、自分の能力よりもすごい仕事が来ちゃったと思うこともありましたが、ピンチはチャンスだと思ってきました。自分がそう信じたらそれが答えという玲奈の信念は、私と似ていますね」と回答し、自身のキャリアと重ね合わせた。
役作りも繊細かつストイックだ。ポジティブな感情がなくなってしまったという玲奈役について、「なるべく、無機質に見えるように気をつけていて、無駄な動作をしないように心がけています。目線の動きも、一点を見つめているか、どこも見ていないという風にしていたり、何を考えているかわからないようにしていますね」と役に対してのアプローチ方法を明かす。
また、アクションに関しては、クランクイン1ヵ月半くらい前から練習を始めたそうで、「玲奈というのは普通のヒーローもののように強いわけではなく、結構やられてしまうんですね。だから、“やられるアクション”というのも必要なんです」と北川。そして、「本番に合わせて調整することができたので、達成感がありました。ただ、朝から夜の7時くらいまでアクションをずーっとやるには、もうちょっと体力が必要だと思いました」と悔しそうに語る。
プロポーションの維持についても「今回は見た目次第でドラマのよしあしが決まると思うんです。その役のために髪型なり肉体なり変えていくのが好きで、今回も、プロテインやアミノ酸を毎日飲んで、男らしい肉体になってきました」と自信を深め、「毎日、自分の筋肉の写真撮ってます」と笑顔を見せる。さらに、「『かっこいい女性ってモテないかも』と心配する人がいるかもしれないけど、女性が憧れる姿になると思うので、女の人が強くてもいいんじゃないかな。ドラマとは別に、女性の視聴者の方にお伝えできるんじゃないかと思っています」とアピールした。
連続ドラマ『探偵の探偵』(毎週木曜22時)は、フジテレビ系にて7月9日スタート。<初回15分拡大>