坂口健太郎、『とと姉ちゃん』出演で性格に変化 「誰かと過ごす時間の大切さ」を実感
坂口といえば、その涼しげな眼差しが女性たちの心を射止めブレイク中だが、「自分が思っているよりイメージの坂口健太郎が大きくなっている気がするんですよね」と苦笑い。「いい人っぽいって思われているかもしれませんが、そんなにいい人じゃないんですよ」と自虐的に語りつつも「でも全部プラスの像になっているからラッキーかなとも思います」とはにかむ。
また「日常生活の中で当たり前のことを大切に」という作品のテーマに触れ「最近性格が変わってきたんですよね」と語った坂口。「今までいろいろな物事に対して興味がない男だったのですが、ある時友達とご飯を食べていてすごく感動したんです。今まで当たり前のことだったのですが、こういう出会いや時間ってすごく貴重なことなんだなって。僕は(自分自身の)中身が薄っぺらでつまらない人間だと思ってしまうので、こうした誰かと過ごす時間って大切なんだなって実感しました」。
作品から影響を受け色々なことが変わったという坂口。撮影現場も充実しているようで「みなさんが明るくしようと意識していないのに、自然と現場が盛り上がっているのがすごいと思うんです。楽しく幸せに撮影が進んでいます」と笑顔をみせる。続けて「朝ドラって特別なものだと思っているんです。朝の15分間なのだけれど、毎回小さい幸せが感じられる。この作品も撮影をしながら『愛される幸せな作品になるんだろうな』という実感があります」と力強くアピールした。(取材・文:磯部正和)
NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』は総合テレビにて、毎週月曜~土曜あさ8時放送。