坂口健太郎、『とと姉ちゃん』出演で性格に変化 「誰かと過ごす時間の大切さ」を実感

4月4日より放送がスタートした連続テレビ小説『とと姉ちゃん』。高畑充希演じるヒロイン常子を中心に「日々の小さな幸せ」がジンワリと体感できる朝ドラらしいストーリーだが、登場人物の中で一際異彩を放っているのが植物オタクの帝大生・星野武蔵だ。演じるのは数々の話題作に出演し注目される俳優・坂口健太郎。学ランに帽子、丸メガネという姿はこれまでのイメージとは全く違う。そんな個性的なキャラを「楽しめている」という坂口が、本作の魅力や、自身のイメージに対する思いを語った。
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2014年に映画『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』で俳優デビューして以来、瞬く間に注目を集める存在となった坂口。話題作の出演が相次ぎ、ついに朝ドラ出演となった。「話には聞いていましたが一番びっくりしたのは撮影のスピードですね」とタイトなスケジュールに目を丸くする。
多くのシーンで対峙するのはヒロイン常子役の高畑。先日終了した月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』でも共演しているが「同じ作品でしたが共演シーンはあまりなく一緒にお芝居したという感じではなかったんです。今回多くのシーンで向き合ってみて、本当に自由自在で引き出しが多くて面白いんです。とても魅力的な女優さんだと思いました」と絶賛する。
星野はそんな常子に恋心を抱く役柄だが、風貌からして個性的で、好きなものに対する熱量は半端ない濃いキャラクターだ。「月9ドラマの放送中と撮影が被っていたので、スタッフさんやキャストの方からは『坂口くんって気づかれないんじゃない』って言われていたのですが、その方が面白いかもしれませんね」とまんざらでもない様子。