スカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーの喧嘩音声、野生オオカミ撃退に使用される

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ノア・バームバック監督の『マリッジ・ストーリー』で、離婚を決意した夫婦を演じたスカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバー。作中に登場する喧嘩の音声が、アメリカ農務省により、畜産に被害を与える野生オオカミ撃退に使用されていることが分かった。
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Varietyによると、この度The Wall Street Journalが、全米各地の農場で報告されているオオカミによる家畜被害を防ぐために、アメリカ農務省がエンターテイメントの音源を使用していると報じたそうだ。
記事によれば、オオカミは連邦政府によって絶滅危惧種に指定されているため、駆除が出来ず、「ウルフ・ヘイジング(オオカミいじめ)」と名付けられた方法で対策しているそう。ドローンが暗闇に潜むオオカミを発見すると、スポットライトで照らしたうえ、「人間は悪だ」と教え込むために、拡声器から花火や銃声、人々の口論といった警告音を流す。この音声に、『マリッジ・ストーリー』の音声のほか、ロックバンドAC/DCの楽曲「Thunderstruck」のような騒々しい音楽が使用されているようだ。
その効果は上々だといい、「オレゴン州南部クラマス盆地では、20日間で11頭の牛がオオカミによって殺される被害が出たが、ドローンを運用した85日間の被害はわずか2匹に留まった」という。
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