日向坂46・富田鈴花、グループでの一番の思い出明かす 8年間は「あっという間で、本当に儚い時間」

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日向坂46の富田鈴花が5日、都内で開催された1st写真集『鈴花サーキット』(光文社)発売記念記者会見に出席。この日が8年在籍したグループのメンバーとして最後の活動となった富田は、卒業後について、会見の前日に卒業を発表した同期・河田陽菜への思い、そしてグループでの一番の思い出などを語った。
【写真】花束を手に笑顔を見せる富田鈴花
本写真集は、卒業を前にした富田がオーストラリア・クイーンズランド州を旅する様子を収めたロードムービー風の一冊。現地では自らハンドルを握って海外での運転に初挑戦したほか、水着・ランジェリー姿でのカットも撮影している。お気に入りカットには、黒いスーツ姿で街を歩く様子を捉えたカットを選んでいた。
富田は先輩後輩を問わず、メンバーがこれまでに出してきた写真集を参考にしたそうで「私が見せたいものと、ファンの方が見たいものっていうものを大事にしながら作り上げた写真集だと思っています」と笑顔。そして「写真集を出せると思ってもいなかったので、こんな奇跡のようなことが自分の身に起こったことがすごく嬉しいなと思っております」と語った。
卒業後に関しては「まだ明確には決まっていなくて」としたうえで「グループを卒業してできた時間とかに、自分にインプットできるものをたくさんしていきたい」「無駄にしないような過ごし方ができたら」とコメント。同期の河田陽菜については「二人ともすごく大人になったのを感じる」「お疲れさまという声を陽菜にもかけたいですし、自分にもちょっとかけたいなと思います」と話していた。
グループで一番の思い出を質問されると「一回目の東京ドーム公演ですね」と返答。コロナ禍を経験したことを踏まえて「あの時に東京ドームに立てた感動は、今でも鳥肌が立つほど、忘れられないです」と思いを馳せて「自分が卒業した日向坂46が東京ドームに立てる姿を見れることを願っています」と今後に期待を込めた。
改めて、グループに在籍した8年間への思いを問われると「あっという間で、本当に儚い時間だなと思いました」と言い「今まで人生でいただいたことのない量の愛情をいただいて。もうお腹がいっぱいです」とにっこり。「これからの自分もきっと大丈夫だろうなと、そう思えるような8年間だったなと思います」と晴れやかな表情で語っていた。