昭和「ウルトラマン」のレジェンド森次晃嗣&桜井浩子、放送50年に感無量!
関連 :
「確か記者発表の時に、キャップ(故・小林昭二氏)がマムシさん(毒蝮三太夫)と今後のウルトラはこうあるべきだ!と40分くらい熱く話していて、それを私は横で聞いていました。キャップの遺言だと思って、今でもそのお話はしっかり覚えていますね」としみじみ。
また、森次も『ウルトラマンゼアス』の撮影時を振り返り、「キャメラマンが大岡新一(現・円谷プロダクション代表)さんという方だったんですが、とにかくクレーンに乗って撮るのが好きな方だったな」と語ると、桜井も「そうでした!だから、最近は酔っぱらうと大岡さんのことを“クレーンしんちゃん”って呼んでいる(笑)」と明かし、いまでも“ウルトラマンファミリー”で良好な関係性が続いていることを垣間見せた。
最後に、現在放送中の『ウルトラマンオーブ』で主演を務める石黒英雄が、小さい頃、再放送で見た『ウルトラセブン』に憧れていたというエピソードに対して、森次は「ウルトラマンのことだけを考えて、目の前のことに集中してやってほしい」とコメント、これから「ウルトラマン」を演じる俳優を激励した。
森次や桜井、そして石黒のように“ウルトラマン愛”を語り、受け継ぐものがいる限り、次の50年も間違いなく「ウルトラマン」は子供たちのヒーローであり続けるだろう。(取材・文・写真:坂田正樹)
桜井が出演した『ウルトラマン』、森次が出演した『ウルトラセブン』をはじめ『ウルトラマンタロウ』『ウルトラマンレオ』など昭和ウルトラマンシリーズ7作品の第1話が収録された『ウルトラマンBlu‐rayセレクトシリーズ ファーストエピソード編』は現在、好評発売中。また、桜井、森次が出演した『ウルトラマンゼアス 1&2』のブルーレイは予約受付中。発売は12月22日。