『バイオ』ミラ、最終章で魅せた“シルク・ドゥ・ソレイユ”並みのアクションに自信

ついに最終章だ。2002年の1作目『バイオハザード』の公開から足かけ約15年にわたって展開された同シリーズの第6作目『バイオハザード:ザ・ファイナル』がいよいよ公開される。今回は、シリーズの顔として主人公のアリスを演じ続けてきた女優のミラ・ジョヴォヴィッチが、同作にまつわる思いや家族との共作について語ってくれた。
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前作『バイオハザードV:リトリビューション』の舞台だったワシントンDCからスタートする本作。アリスは、宿敵アンブレラ社のシステムを司る人工知能「レッドクイーン」に導かれ、物語の原点であるラクーンシティに舞い戻る。そして世界を破滅に追い込むT‐ウィルスに対抗できる抗ウィルス剤を入手するべく奮闘していく。
ミラは「今までのバイオハザードの中で最大級・最高級の出来になった」と太鼓判。「今までより一層力が入っています。観ていて楽しめるし、今までで一番怖く仕上がっています。出演している私だって初めて観たときビックリして飛び上がったりしたんです。それってすごく良い兆候だと思います。皆きっと楽しんでくれるのではないでしょうか」と本作をアピール。
本作の注目点の一つは、アリスの出生の謎が明らかになること。「今までのシリーズをうまく結びつけてくれているアリス像、アリスの物語が描かれていて満足しています。シリーズを通して彼女は、自分の本能だけで自分が誰であるか少しずつ明かしてきました。真相がやっと分かるのでファンにとってもワクワクすると思います」。