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『バイオ』ミラ、最終章で魅せた“シルク・ドゥ・ソレイユ”並みのアクションに自信

映画

 見どころの一つは、ワイヤーで吊るされながらの格闘アクションだ。ミラ自身も、台本を読んだ瞬間に「“スゴい!”と思った」という。「頭の中で映像が見えたし、短いけれど最高にパワフルなシーンになったと思って興奮しました。あればまさに、“シルク・ドゥ・ソレイユ・アクション”です」と笑う。

 劇中では旧敵の天才科学者アイザックスやアンブレラ社最高幹部ウェスカーとの戦いも待ち受けており、どれも迫力満点。「最終章は、実際のロケーションでスタントを使って撮ることにこだわりました。大作になればなるほど挑戦も大きくなるものですが、役者としての満足度が高いのはやはり自分自身で演じることです。ブルースクリーンやグリーンバックの場合(CG合成を前提とした撮影など)は、何もないものに対して演じなければなりません。ロケーション撮影の場合は、相手に直接対峙して、その瞬間瞬間を生きることができる。ただもちろん『寒い』『暑い』だとか早朝3時に皆で水に飛び込まないといけないだとか辛い部分はたくさんあります。でもだからこそ演技にリアルな感覚が出てくるのではないでしょうか」。

 ミラは、夫であるポール・W・S・アンダーソン監督と本シリーズで出会い、長年タッグを組んでいる。今回はさらに、レッドクイーン役に実娘のエヴァ・アンダーソンが抜擢された。「家族と一緒にこの最終章を手がけられたことは特別なことでした。一生に一度のチャンスだったかもしれません。娘と夫が一緒に仕事をしているところを見られたのも本当にステキな思い出になりました」と笑顔をみせ、母親の一面をのぞかせた。(取材・文・写真:桜井恒二)

 ミラ主演の映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』は12月23日より全国ロードショー。

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