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松井玲奈、「逃げてばかりいた」過去 数多くの叱咤を受けて得たこと

映画

『笑う招き猫』松井玲奈インタビュー
『笑う招き猫』松井玲奈インタビュー クランクイン!

 SKE48を卒業後、「女優の道へ進む」と宣言した松井玲奈。その言葉通り、精力的に映像作品への出演を続け、2017年は現時点で3本の出演映画が発表されている。そんな中でも、金髪ショート、言葉がキツイ女漫才師という、これまでの松井のイメージとはまったく違う役柄に挑んだ映画『笑う招き猫』は、そのビジュアルが解禁されると大きな反響を呼んだ。「きっとそういう部分が打ち出されると思ったので、プレッシャーが大きかった」と胸の内を明かした松井に、本作にかける思いや、現場を経験して女優として得たことなどを聞いた。

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 松井演じるアカコは、芸歴5年の女漫才師。家はかなりの金持ちのようだが、金髪で奇妙な招き猫を売るなど、かなりの変わり者。しかも物言いはストレートで破天荒なキャラクターだ。「最初にお話しをいただいたときは『私で大丈夫なんだろうか』って正直思いました」と語った松井。台本を読んだときも「変わっている子だということは分かるのですが、身体を使って演じるとなったとき、どういう演じ方をしたらいいのか、なかなか想像ができなかった」という。

 しかし、アカコの相方であるヒトミを演じた清水富美加との漫才練習や、飯塚健監督と役柄について話し合いを重ねることにより、松井自身のイメージするアカコが出来上がっていったという。「アカコを演じる上で、核としてブレないようにしていたのは、正義感の強さだったり、まっすぐさ。こういった性格がどこから来たのか、アカコの生い立ちも考えながら演じました」。

 松井がとらえたアカコ像。実際の松井と似ている部分はあるのか問うと「ないですね(笑)。頑固だったり、やりたいことに突き進んでいく部分は似ていますが、私は結構周囲の空気を読んでしまうので、本当に自分のやりたいことじゃない限り、周りに合わせちゃったりしますね。アカコの方が潔いですよ」と苦笑いを浮かべる。

 「漫才師という役が強調されることによって、ものすごくハードルが上がった」と松井は撮影を振り返っていたが、観ている人に違和感を持たれないように、清水とは綿密にコミュニケーションをとったという。「私はかなり人見知りで、現場でも共演者とあまり話をするのが得意ではないんです。でも、富美加ちゃんは、周囲を巻き込んでコミュニケーションをとるし、アドリブや発想力もあるんです。そのおかげで、すごくいい雰囲気で漫才の練習もできました。言葉の掛け合いも自然にできたので、そういった部分は作品に活かされていると思います」と胸を張った。

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