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リーアム・ニーソンが語る、アクション映画「3つの心得」

映画

リーアム・ニーソン『トレイン・ミッション』インタビュー
リーアム・ニーソン『トレイン・ミッション』インタビュー クランクイン!

 最新作『トレイン・ミッション』を引っさげ、13年ぶりの来日を果たした俳優のリーアム・ニーソン。65歳という年齢を感じさせない気骨溢れるファイトシーンは、健在どころか“進化”さえ感じさせるキレを見せ、元気のないオヤジたちに喝! を入れる。先日行われたジャパンプレミアでは、アクション映画引退説を一蹴したリーアム。戦う熟年ヒーローとして長く君臨するための秘けつとはいったい何なのか。

【写真】リーアム・ニーソン『トレイン・ミッション』インタビューカット

 本作は、『アンノウン』『フライト・ゲーム』『ラン・オールナイト』に続き、鬼才ジャウマ・コレット=セラ監督と再びタッグを組んだサスペンス・アクション大作。保険会社をリストラされ、途方に暮れるマイケル(リーアム)は、通勤電車の帰り道、ジョアンナ(ヴェラ・ファーミガ)と名乗る謎の女性に、「乗客の中からある人物を探し出せば10万ドルを支払う」と持ち掛けられる。ヒントはわずかに3つ。やらなければ妻と息子の命が危ない」と脅されたマイケルは、決死の覚悟でミッションに挑む。

 今回で4度目のタッグとなるジャウマ監督を「最高のダンスパートナー」と比喩するリーアム。サスペンスの緊迫感も、アクションの重量感も、ますますエスカレートしているが、これに対してリーアムは、「ジャウマ監督と作る映画は、ポップコーン片手に演者と一緒に物語を体感する“アトラクション”のようなもの。家に帰って冷蔵庫を開けた瞬間に、“あれ? あの話、ちょっと無理がないか?”なんて思う部分もあるかもしれないが、そんな細かいことは忘れてとことん楽しむこと。そこが一番重要なんだ」と力説する。

 思えば、リュック・ベッソン製作の『96時間』で誘拐された娘救出に燃える元CIA工作員役で“熟年アクション”という新境地を拓いたリーアム。同作はシリーズ化され、そして、ジャウマ監督という才能との出会いによって、リーアムは他の追随を許さない地位を築き上げた。そんな彼に、アクション映画に挑むための“心がまえ”を聞いてみると、3つの答えが返ってきた。

 1つ目は、当然ながら日ごろの体調管理。「最近、とくに気に入っているのは、パワーウォーキングだね。とにかくスタミナが必要だから、食事からエクササイズまで、体にいいものは何でも取り入れ、家にも小さなジムスペースがあるのでワークアウトも欠かさずやっているよ」。もちろん、アクションは体が資本、ということもあるが、リーアムにとっての体調管理はそれだけにとどまらない。「主役をやる以上、スタッフやキャストのいいお手本でなければならない。例えば、病気をしない、時間に遅れない、休憩をきちんと取る。そして何より、映画は物すごい製作費がかかっているわけだから、それに対して責任を持たなければいけない」と、どこまでも真摯だ。

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