新しいハン・ソロが意識したのは“キャラクターとしての一貫性”
撮影中、特に強く『スター・ウォーズ』の一部になったと感じた瞬間を問うと「ミレニアム・ファルコン号のコックピットに乗った時だね」とニッコリ。オーディションでも実際のファルコン号のセットに乗ったというオールデンは、「ボタンの操作や操縦の仕方を学んだ時に“本当にこれが自分の船なんだ!”と思うことができたよ」と嬉しそうに振り返る。
そんなオールデンが演技を始めたのは14歳の頃。キャリアを送る中では失敗や失望も経験してきたというが「そうした経験は、僕に開放感を与えてくれたよ」と述懐する。「失敗や失望を乗り越えれば、リスクを冒すことを、より恐れなくなるんだ。失敗しても、生きていけると分かっているからね。それは、経験からしか学べないことだよ」。
失敗や失望を引きずらず、しっかりと受け止めたうえで“今”に活かす。オールデンのポジティブな思考は、劇中のハン・ソロの生き方に通じるものがあった。(取材・文・写真:岸豊)
映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は公開中。