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広末涼子、駆け抜けた“平成”「おばさんになったら女優を辞めたいと思ってた」

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 「若い時は正直、おばさんになったら女優を辞めたいと思っていました」と笑う彼女に、現在は年を重ねていくことをどう捉えているのか問うと「アンチエイジングじゃなくて、ウェルエイジング」と笑顔。ある監督の「広末さんは、年相応の役ができる女優さんだから、またご一緒しましょうね」という言葉で、年齢に対する考え方に変化が生まれたとも明かす。

 「それは年齢に合った役がずっとできる女優さんだから、おばあちゃんになったらおばあちゃんの役ができますよという意味。女優としてはすごい誉め言葉だなと。若くて綺麗だから今使いたいではなくて、50代になったら、その視点やリアルに体感しているものが出せる女優さん、という風に言っていただけたと思ってから、女優に対する観念が変わったんです」。

 そんな広末は、2018年はコントにも初挑戦し、ラジオドラマではストリッパー役を務めるなど、意欲的な日々を過ごしてきた。最後に女優として目指すものを聞くと、本作で徳丸先生役を務めるイッセー尾形や、先日亡くなった樹木希林さんを例に挙げて“年齢を重ねることで生まれる説得力のある芝居”だと答えてくれた。

 「やっぱり、あの年代の方になると、アドリブやセリフや呼吸にも、どこか説得力があるんです。そういった今見えていない境地が表現できる女優さんになれたらいいな。そういう意味で、10代・20代で見えていなかった視点が私にもできていると考えると、50代・60代になったら、今の30代の私なんて『こんなに視野が狭かったのかな?』と感じられるんじゃないか。そう思うと、わくわくしますね」。(取材・文・写真:岸豊)

 金曜ナイトドラマ『僕とシッポと神楽坂』は、テレビ朝日系にて10月12日より毎週金曜23時15分放送。

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