岡田健史、『中学聖日記』黒岩くんから環境激変 今も野球時代の学びが支えに
そう語るように、岡田にとって“野球”は今でも大きな存在だ。「自分にはそれしかないというか。11年ですから、人生の半分以上やってきました。うれしかったことやつらかったこともありましたが、今となっては多くのことを学んでいたんだなと感じています」。野球の恩師に言われた『気づきの多さが勝敗を分ける』という言葉を大事にしているとも明かす。「(野球だけでなく)いろいろなことに気づくことが人間力を鍛えることになる。日ごろの視野の広さを大事にしたいと思っています」。
『中学聖日記』の放送終了後、インスタグラムのフォロワーは72万人を超え、6月にはファースト写真集『鼓動』(講談社)も発売、CMにも出演するなど、この1年足らずで周囲を取り巻く環境は大いに変化した。街で声を掛けられることも増えたそうだが、そんな現状について岡田は「生活環境も変わり、(野球も辞めたので)体も体質も変わった」と明かす。しかし、そんな変化にも動じることはなく、「変化していくのは当然のこと。現状維持のほうが怖いです」と話す。「今回主演という立場に立たせていただきましたが、主演ということは意識せず、挑戦だと思っています。いい意味でも悪い意味でも反応を恐れずにやっていきたいと思っています」とまっすぐな瞳で力強く語った。20歳を迎えた岡田のさらなる挑戦から目が離せない。(取材・文:編集部 写真:ナカムラヨシノーブ)
初主演の大役に挑む岡田健史
FBS開局50周年スぺシャルドラマ『博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?』は、FBS福岡放送にて7月19日19時放送。放送終了後から動画配信サービスHuluにて配信。