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桜井ユキ、自分を諦め人に期待しない 独自のスタンスでつかんだ転機

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『だから私は推しました』で主演を務める桜井ユキ
『だから私は推しました』で主演を務める桜井ユキ クランクイン!

 ドラマ『モンテ・クリスト伯‐華麗なる復讐‐』『絶対正義』『東京独身男子』に出演し、その存在感と演技で注目度を増している女優の桜井ユキ。7月27日からスタートする、よるドラ『だから私は推しました』(NHK総合/毎週土曜23時30分)では、満を持して連ドラ初主演に挑む。大役を前にするも変わらず自然体な彼女に、本作への思いやここ最近の活躍について聞いた。

【写真】大人の艶やかな微笑みが印象的な桜井ユキ

 本作は世間の価値観に流され、リア充な自分を演じるために背伸びを重ねていたOLが、ひょんなことから1人のさえない地下アイドルと出会い、彼女に自身の境遇を重ね全力でサポートしようと決意することから始まる、転落と成長の物語。“OLと地下アイドル”というキーワードだけを見ると、コメディーのように感じられるが、『ごちそうさん』『JIN‐仁‐』『義母と娘のブルース』などを手がけた脚本家・森下佳子が描く世界は、地下アイドルやオタクのリアルな描写やサスペンス的要素も含み、さまざまな楽しみ方ができる作品となっている。


『だから私は推しました』第1話場面写真 (C)NHK

 桜井も「最初はOLがアイドルを推すというポップなお話かと思ったのですが、台本をいただいてみると、“さすが森下さん!”という感じで、脚本の力に魅了されてしまいました」と語る。演じるヒロイン・愛は「陰と陽で言えば陽の部分が多い女性。とがった役柄が続いていた私によくオファーしてくださったな、とうれしかったです」と笑顔を見せる。

 とはいえ、撮影前まで“地下アイドル”や“オタク”の世界にはなじみがなく、「大丈夫かな」と不安に思う面もあったという。しかし、撮影前にライブを見学に行ったりはせずに臨んだそうで、その結果「ライブハウスで地下アイドルというものに初めて触れる愛と同じ感覚を味わうことができました。オタク役には、普段からライブハウスに通われたりしているエキストラの方もいらっしゃって、そういう皆さんの熱量や役者では到底たどりつけない雰囲気が融合したときのなんとも言えないエネルギーは、先に体験せずにとっておいて本当によかったと感じましたね」と振り返る。


『だから私は推しました』第1話場面写真 (C)NHK

 今回が連続ドラマ初主演となるが「主役だからどうという感じはないんです」と気負いはない。「時間的にスタッフさんと密に過ごすことが多く、今まで見ることのなかったものも見ることができる。この作品に携わっている実感が強くありますし、現場にいさせていただくありがたみを感じています。そういう点でも主演ってすばらしいなって思いますね」。

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