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横浜流星&飯豊まりえ、実は「芸能界の幼なじみ」 久しぶりの再会に刺激

映画

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飯豊まりえ

 悲観主義者の七草と、理想主義者の真辺。七草と真辺にとって、お互いは自分自身を知る上でも“なくてはならない存在”だ。横浜と飯豊にとって、“なくてはならない存在”とは?

 横浜は「父親です」と告白。「厳しく育ててくれた父親は、僕の理想の男像です。父はとても寡黙で、必要なこと意外はあまり話さない。背中で語るような人です。でもいざというときは、きちんと行動で示してくれる。僕は『烈車戦隊トッキュウジャー』でたくさんのことを学んで、お芝居の楽しさを知りました。当時はちょうど進路について決めなければいけない時期で。そのときにも父は『人生は一度きり、好きなことをやれ』と背中を押してくれました。その言葉で決意が固まったんです」と役者としての今があるのも、父親の言葉が大きいと話す。

横浜流星&飯豊まりえ
 一方の飯豊は「私は、母の存在です」とほほ笑む。「今でも私がなにか悩んでいると、初心に戻してくれる。ライオンのお母さんみたいな感じなんです(笑)。“できない”とこぼすと、“じゃあ、やめれば”と言ったり、“這い上がってこい!”というスタンス。厳しくもあり、いつも“やりたくないならやらなくていい。すべて自分次第よ”という言葉をかけてくれて、そう言われると逆に“やってやる!”と奮起しているように思います。困ったときには必ず、レスキューのように助けてくれる存在です」と感謝の思いを溢れさせていた。

 横浜は父親から受け継いだ「頑固さ」、飯豊は「周囲の人を大事にする心」を大切に胸に抱き、まい進しているそう。青春期の輝きを描いた本作で、彼らの魅力を大いに感じてほしい。(取材・文・成田おり枝 写真:高山広美)

 映画『いなくなれ、群青』は9月6日より公開。

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