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監督デビューのん、創作の原動力は「失敗する勇気」

映画

■ハードルを下げて、一歩踏み出す

脚本も自身で執筆した 提供:YouTube
 「失敗することで前に進める」という発想には、もう一つ「ハードルを下げてやろう」という思いが含まれている。「どんなことでもハードルが高いと『私には無理だ』とやる前から諦めてしまう。でもハードルを下げれば、一歩踏み出すことができます。その一歩がとても重要だと思うんです」。
 
 こうした思いが『おちをつけなんせ』のテーマにもなっている。「タイトルにもなっていますが、この作品には、話に“おち”がなくてもいいんだよという思いが内在しています。結論や“おち”がない話をすると『なんの話だよ!』と突っ込まれることがありますよね。そうすると萎縮して話せなくなってしまうんです。でも、結論がなくたって、一歩進んだっていいじゃないか! というメッセージを込めました」。

のんスマイル!
 1本映画監督を務めたことで「次はもっと面白い作品を作るぞ」と次への意欲に満ち溢れているのん。そんな彼女のモノづくりへのこだわりは“面白い”と思えるかどうか。そこがブレない限り、ジャンルは問わない。のんの“面白い”は今後、どんな形で表現されるのだろうか…楽しみは尽きない。(取材・文・写真:磯部正和)

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