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上白石萌歌、女優の覚悟を胸に20歳 心に刻む“笑福亭鶴瓶からの言葉”とは…

エンタメ

上白石萌歌、20歳の誕生日にファースト写真集『まばたき』を発売
上白石萌歌、20歳の誕生日にファースト写真集『まばたき』を発売 クランクイン!

 ネクストブレイクの注目女優筆頭として、数々の作品でフレッシュな魅力と確かな演技力を発揮している上白石萌歌。20歳の誕生日となる2月28日に、初めての写真集『まばたき』が発売となる。10歳で「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞し芸能界入りして以降、難役と思える役にも果敢に挑んでいる彼女。10年の歩み、未来への展望を尋ねると、親友の橋本環奈、人生の道標となる言葉をくれた笑福亭鶴瓶など、巡り合えた奇跡のような出会いへの感謝があふれ出した。

【写真】20歳を前に大人っぽさも漂い始めた上白石萌歌

◆写真集は「守りに入らずに、いろいろな表情を」

 初写真集は「ずっと行ってみたいと思っていた」という上白石本人たっての希望で台湾での撮影を敢行。台湾グルメを頬張る姿や大人な色気を感じさせるカットなど、10代最後のありのままの素顔を収めた1冊となった。「私もセレクトから立ち合わせていただいて、こだわりを込めた特別な写真集です」と胸を張る彼女。「あまり守りに入らずに、いろいろな表情が写っています。なんでこんな顔したんだろう? というのもあって(笑)。素顔や、たくさんの私自身を知っていただけるものになったと思います」。

 大学生でもある上白石だが、「第二外国語では中国語を習っている」のだとか。「現地でもコーディネーターさんに言葉を教えていただいたり、お土産屋さんの店員さんと話してみたり。帰って来てからも言語へのモチベーションが上がって、台湾の写真を眺めながら勉強をしていました。そうしたら、前回の中国語のテストの点数がすごいよかったんです! 私って、単純だなと思いました」とあらゆる刺激のあったひと時になった様子だ。


◆鶴瓶からもらった珠玉の言葉

 10代最後の年となった2019年には、NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の前畑秀子役、たくさんの同世代俳優と共演したドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』などで鮮烈な印象を残すなど、実力派女優としてめきめきと頭角を現した。

 前畑秀子役からは「たくさんの力をもらった」と告白。「体重を増量したり、あそこまで見た目のアプローチをしたのも初めて。役作りも“できるところまでやってみたい”と欲が芽生えました。“どんなにすごい選手でも一人の人間としてプレッシャーを感じるんだ”ということも実感して、人前に出る仕事をしている自分としても勇気をもらった」とまっすぐな眼差しを見せ、「20歳として過ごす1年に、オリンピックが開催されるということも運命を感じています。前畑さんを演じさせていただいて、選手へのリスペクトも深まった。たくさん応援したいです」と期待を膨らませていた。


 そして女優としてだけでなく、一人の人間として「とても大きなものだった」と心を込めるのが、MCを務める『A‐Studio』での鶴瓶との出会いだ。

 「鶴瓶さんは“忙しい人ほど時間があって、暇な人ほど時間がない”とおっしゃっていて。その言葉を聞いてから、お仕事や学校に通う時間、それ以外の時間もすべて無駄にしたくないと思えたんです」としみじみ。「鶴瓶さんに“お休みはあるんですか?”と聞いたら、“ないで”って(笑)。でも“休むよりも人と会ったり、できる限りいろいろなことをやりたい”とおっしゃっていました。『A‐Studio』のゲストの方についても、鶴瓶さんは俳優さんだったらすべての作品を観るし、アーティストさんだったら、あらゆる曲を聴いてくるんです。そんな鶴瓶さんだからこそ愛されるし、番組も長く続いている。鶴瓶さんを近くで拝見できることが、私にとって財産になっています」と尊敬の念を語る。

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