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菊池桃子、子どもの成人を機に「これからはもう少し自分の人生を大切に」

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■ハロプロの生みの親・つんく♂との“不思議”なめぐり合わせ

 ハロプロと言えば、かつて総合プロデュースを務め、現在も楽曲提供で携わっているのがつんく♂だが、実は彼が菊池のファンだったことは意外と知られた話。菊池が2014年にリリースした歌手デビュー30周年記念アルバム『青春ラブレター ~30th Celebration Best~』のなかの1曲「青春ラブレター」をつんく♂が作曲を手がけている。

 「若いころにつんく♂さんが、私のファンクラブに入ってくださっていたとお聞きして対談をさせていただました。その時あまり目を合わせてくださらないので、『本当にファンでいてくださったのかな(笑)』と少し感じたのですが、30周年コンサートの時に、ファンだからこそのすてきな楽曲をつくってくださって、すごくうれしかったんです」とエピソードも話してくれた。

 菊池のファンだったつんく♂、その彼が手掛けたアイドルグループのオタク役を菊池が演じるとはなんとも不思議な縁だが、「プロデューサーさんは、私がアイドル出身だからオファーしてくださったと思うんですが、つんく♂さんとの関係性まではご存知なかったみたいで。偶然だったのか…と思いつつ、神様がサプライズをくれたのかなと思っています」とほほ笑んだ。


■子どもの成人で母親の役目に一区切り 「これからは人間同士」

 2020年に放送された連続テレビ小説『エール』(NHK)で、窪田正孝演じる主人公の母を好演したことも記憶に新しいが、近年精力的に女優業に取り組んでいる菊池。

 「これまでは子どもたち中心の生活を送ってきました。お母さんとして忙しい日々を過ごしていたのですが、長男が25歳、下の娘も20歳になり、私のなかでは一つやり遂げたという気持ちで肩の荷が下りたんです」と心境の変化を明かすと「母と子という関係からこれからは人間同士としてと家族と話しているんです」と語った。

 その上で菊池は「これから子どもたちは自分自身の好きなことを栄養にして進んでいくと思うので、私自身ももう少し自分の人生を大切にしようと思いはじめました。このドラマをお受けしたのも、そんな気持ちが大きかったからなんです」とニッコリ。特に本作の持つ明るく、人に元気を与えるという作風には意義を感じているようで「世の中に伝えたいテーマみたいなものを、スタッフの皆さんと一緒に共有しながら作品を作っていくことは、今後も積極的にやっていければと思っています」と意欲を見せる。


 また、「もしかしたらまた歌うという選択肢もあるかもしれませんね」とファンにとってはうれしい発言をすると「私は5歳からピアノを始めたのですが、とにかくピアノを弾くことが大好きで、ずっと側に音楽がありました。私にとって音楽は切っても切り離せないものなので、まだ将来的なことはなにも分かりませんが、なにかの形で続けていけたらいいですね」と未来に思いを馳せていた。(取材・文:磯部正和 写真:ヨシダヤスシ)

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