ベイビー・オブ・マコン

【解説/みどころ】
P・グリーナウェイによる問題作。17世紀のイタリア。町の劇場で、『マコンの赤児』と題された劇が幕を開けた。それは、不妊症が流行する時代に醜い妊婦から生まれた子供が、金のためにその姉に利用され、救世主に祭り上げられるというもの。舞台袖の特別席には権力者のコシモらの一行が陣取り、舞台にしゃしゃり出ては大声で感想をもらす。やがて、舞台上と観客席の境界があいまいになっていき……。格調高い映像美で描かれた物語の中に、マスコミにほんろうされやすい現代社会の風潮を浮き彫りにする。スキャンダラスな結末が、いかにもグ
- キャスト
- ジュリア・オーモンド/ レイフ・ファインズ/ フィリップ・ストーン/ ジョナサン・レイシー/ ドン・ヘンダーソン/ ジェフ・ナットール/
- スタッフ
- 監督: ピーター・グリーナウェイ 脚本: ピーター・グリーナウェイ 製作総指揮: デニス・ウィグマン
- 原題
- THE BABY OF MACON
- 上映時間・制作年
- 分/1993年
- 制作国
- 英=独=仏
- 配給
- ヘラルド
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