それから〈1985年〉
【解説/みどころ】
『三四郎』『門』と並ぶ夏目漱石の恋愛3部作のうちの1作を森田芳光が、独自の美学の中に映像化した意欲作。生きるためだけに働くのは非人間的だとして“遊民”の生活を送る代助、社会に自分を合わせながら生きていく平岡。代助を愛し代助を待ちながら、夫である平岡との間で揺れ動く三千代。この3者の想いを、落ち着いた、それでいて時には火花の散るほど激しさをみせる画面と、なにげないセリフの中に、見事に描ききった秀作。国内の多くの映画賞を獲得した。
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