オーソン・ウェルズのフェイク

【解説/みどころ】
“フェイク“の天才ウェルズが、虚実を織り交ぜ、話術巧みにペテンと詐欺を物語った“贋物映画“の傑作。イビサ島には、二人の有名なフェイカーがいる。一人は、ピカソ、マティス、モディリアーニなど一流どころ専門の贋作画家ホーリー。かたや、そのホーリーの伝記『贋作』の著者アーヴィング。大富豪ハワード・ヒューズのニセ自伝を発表して話題となった男だ。インタビューがウソだったばかりか、その当時ヒューズそのものが生存していたかどうかも怪しい。圧巻は、ピカソに22枚の肖像画を描かせて持ち去った、美女オヤ・コダールのエピソード……。何が真実で何が嘘なのか、それを見きわめることよりも、そんな裏表の世界で戯れる楽しさを教えてくれる。
- キャスト
- オーソン・ウェルズ/ オヤ・ゴダール/ ジョセフ・コットン/ ローレンス・ハーヴェイ/
- スタッフ
- 監督: オーソン・ウェルズ 脚本: オーソン・ウェルズ
- 原題
- VERITES ET MENSONGES/“F“
- 上映時間・制作年
- 分/1975年
- 制作国
- 仏=西独=イラン
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