旅の重さ

【解説/みどころ】
男出入りの多い母親や、学校生活がイヤになった16歳の少女が、家を飛び出し四国遍路の旅に出る。痴漢にあったり、旅芸人一座に加わって、レズビアンを初めて体験したりの道中の末、少女は中年の魚の行商人と夫婦生活を始めてしまう。旅の出来事がスケッチ風に淡々と綴られていて、母親に送る手紙のように、少女のモノローグが時おり流れる構成になっている。吉田拓郎の『今日までそして明日から』が流れる中、まだ初々しい高橋洋子が、山あいの田園を歩く姿が美しい撮影で捉えられていて、新鮮でみずみずしい感動を与えてくれる。秋吉久美子がチョイ役で出演。
- キャスト
- 高橋洋子/ 高橋悦史/ 三國連太郎/ 岸田今日子/ 横山リエ/ 砂塚秀夫/
- スタッフ
- 監督: 斎藤耕一 脚本: 石森史郎 原作: 素九鬼子
- 上映時間・制作年
- 90分/1972年
- 制作国
- 日本
- 配給
- 松竹
あわせて読みたい
最新ニュース
おすすめフォト
おすすめ動画 >
-
X
-
Instagram