東京オリンピック

【解説/みどころ】
1964年10月10日から24日まで東京で開催された東京オリンピックの全貌を収めた長編記録映画である。この撮影には103台のカメラを使用し、レンズは232本を数え、録音済テープは240時間にも及んだ。レンズは18ミリから世界で初めて使われた2000ミリまでの幅広いレンズを用意し、人間としての選手を捉えるという市川崑の演出意図に見事に応じている。実際この作品はまず東京の変貌を示すビルの改体工事を冒頭に据えるユニークさを示し、全編が人間性を探求するオリンピック映画となった。それゆえ、映画には無理解な方面から各種の批判があったが、100メートル競争のヘイズ、80メートル障害の依田、体操のチャスラフスカ、そしてマラソンのアベベなどを捉える映像の迫力は、かつてないオリンピック映画を創出した。なお、本作品はオリンピック映画史上初のスコープサイズ(テクニスコープ)の作品で、映画館はもちろん、全国の自治体・学校を隈なく巡回して、公式記録にはないが日本映画史上最も観客動員をした映画である。
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