津軽じょんがら節

【解説/みどころ】
津軽の寂れた漁村。そこは、東京のバーで働いていたイサ子の郷里だった。イサ子はヤクザらしい男を連れている。男は徹男といい、よその組の幹部を刺したために追われていて、彼女は彼をかくまうために戻って来たのだった。さっそく海辺の小屋で二人の新しい生活が始まるが、単調な毎日が男にはやりきれない。ただ、盲目の少女・ユキと遊んでいる時だけ男はとても明るい……。都会の空気にしかなじめないはずの男が、次第に日本的な風土に惹かれていく様を描いた斎藤耕一の代表作。津軽の荒涼とした海と津軽三味線のもの哀しい音色が、情感を盛り上げている。原作は長部日出雄の同名直木賞受賞作。
- キャスト
- 江波杏子/ 織田あきら/ 中川三穂子/ 寺田農/ 戸田春子/ 西村晃/
- スタッフ
- 監督: 斎藤耕一 脚本: 斎藤耕一 中島丈博
- 上映時間・制作年
- 103分/1973年
- 制作国
- 日本
- 配給
- ATG=斎藤プロ
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