家族会議

【解説/みどころ】
横光利一の新聞連載小説を島津保次郎が映画化した作品。東京の株屋のインテリ若主人・高之と彼に恋する同業者の娘二人との恋愛の行方を追いながら、株屋同士の熾烈な争いを描いていく。高之役の佐分利信をはじめ、及川道子、桑野通子、高田浩吉ら配役の豪華さも見もの。脚本は「浮草物語」「戸田家の兄妹」など戦前の小津安二郎とのコンビで名高い池田忠雄。美術も「東京の合唱」「出来ごころ」など初期小津作品で知られる脇田世根一である。キネマ旬報ベストテン第6位に輝いたこの作品は、1954年、中村登監督によって再映画化された。及川道子の最後の出演作品としても記憶すべき映画。吉村公三郎が助監督についている。
- キャスト
- 佐分利信/ 鈴木歌子/ 志賀靖郎/ 及川道子/ 高杉早苗/ 桑野通子/ 高田浩吉/
- スタッフ
- 監督: 島津保次郎 脚本: 池田忠雄 原作: 横光利一
- 上映時間・制作年
- 76分/1936年
- 制作国
- 日本
- 配給
- 松竹大船
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