紳士協定

【解説/みどころ】
妻に先立たれ、幼い息子と老いた母との暮らしが続く人気ライター、フィル。彼は週刊“スミス“の編集長の招きでカリフォルニアからニューヨークに移り、さっそく反ユダヤ主義の記事を依頼される。この記事の発案者は編集長の姪キャシーで、フィルは彼女の心に動かされる。この厄介な仕事を幼なじみでユダヤ人のデビッドに相談しようかと悩むが、結局フィルは自分自身がユダヤ人になりきることにする。社の幹部との昼食会で、ユダヤ人だと名乗ったため、噂はあっという間に広まった。フィルがユダヤ人と知ると人々は急によそよそしくなった。フィルはキャシーに求婚し、二人はハネムーンに向かうが、ホテルがユダヤ人であることを理由にキャンセルしてきた。しかしフィルの記事が発表されると、実はユダヤ人でなかったフィルに対する世間の見方は変わった。当時反ユダヤ主義批判の映画として「十字砲火」とともに日本で公開されなかった問題作。
- キャスト
- グレゴリー・ペック/ ドロシー・マクガイア/ ジョン・ガーフィールド/ セレスト・ホルム/ アルバート・デッカー/ ジェーン・ワイアット/
- スタッフ
- 監督: エリア・カザン 脚本: モス・ハート 原作: ローラ・Z・ボブスン
- 原題
- GENTLEMAN'S AGREEMENT
- 上映時間・制作年
- 119分/1947年
- 制作国
- 米
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