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伊豆の踊子〈1963年〉

【解説/みどころ】
川端康成の同名小説の、4度目の映画化。今回は踊り子・かおる役に吉永小百合を迎え、相手役に高橋英樹を配し、さわやかな仕上がりになっている。宇野重吉扮する大学教授が過去を回想するという形で始まるところが他の作品とは異なり、ラストには回想が終わり、教え子の大学生が恋人とデートに行くのを宇野重吉が目を細めて見つめているというエンディングも異色。この恋人を吉永小百合が二役で演じており、清楚な踊り子と現代っ子の女性と好対照をなす構成が面白い。踊り子が天城を訪れた学生と碁をさす有名なシーンは、この作品のみ“はさみ将棋”に置き換えられ、高橋英樹のひょうひょうとした感じと相まって、ほのぼのとした雰囲気が漂う。西河克己はのちに、山口百恵主演で再び「伊豆の踊子」を作っている。


キャスト
吉永小百合高橋英樹大坂志郎浪花千栄子十朱幸代宇野重吉浜田光夫
スタッフ
監督: 西河克己 脚本: 西河克己 三木克巳 原作: 川端康成
上映時間・制作年
87分/1963年
制作国
日本


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