【解説/みどころ】
1970年代に政治へ走り商業映画から遠ざかっていたゴダール監督が、復活を告げた快作。主人公は都会を離れ田舎で生活を始めようとしているドゥニーと、その愛人でテレビ局に勤めるポール、田舎から都会に出てきた娼婦のイザベル。彼ら3人のそれぞれの人生が、“勝手に逃げろ”と“人生”をモチーフに、『想像界』『不安』『商売』『音楽』の4つの章の中で描かれている。ゴダールの1970年代の作品を総括するほか、1980年代の作品への基礎的要素を持つ重要な作品。コマ落としによるストップモーションやスローモーションを多用した、躍動感あふれる映像も印象的だ。日本では長い間、未公開であったが1995年に公開された。
- キャスト
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イザベル・ユペール/
ジャック・デュトロン/
ナタリー・バイ/
ロラン・アムステュツ/
セシル・タネール/
アンナ・バルダッチーニ/
ロジェ・ジャンドリ/
フレッド・ペルソンヌ/
ギ・ラヴォロ/
ニコル・ジャケ/
ドレ・デ・ローザ/
モニーク・バルシャ/
ミシェル・カサーニュ/
ポール・ミュレ/
カトリーヌ・フライブルクハウス/
ベルトラン・カザシュス/
エリック・デフォス/
マリ=リュス・フェルベール/
ニコル・ヴィヒト/
クロード・シャンピオン/
ジェラール・バターズ/
アンジェロ・ナポリ/
セルジュ・マイヤール/
ミシェール・グレゼール/
モリース・ビュファ/
イレーヌ・フレールシェーム/
セルジュ・デザルノー/
ジョジアーナ・イートン/
マルグリット・デュラス/
- スタッフ
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監督:
ジャン=リュック・ゴダール
脚本:
アンヌ=マリー・ミエヴィル
ジャン=クロード・カリエール
- 原題
- SAUVE QUI PEUT(LA VIE)
- 上映時間・制作年
- 87分/1980年
- 制作国
- 仏=スイス=独=オーストリア
- 配給
- ハピネット・ピクチャーズ=アニープラネット
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