映画に愛をこめて アメリカの夜

【解説/みどころ】
映画を愛する人々に捧げられた、映画への愛があふれるトリュフォーの名編。ニースのスタジオ“ラ・ビクトワール“。ここで、ハリウッドの女優ジュリー・ベイカーを招いた、フェラン監督の新作「パメラを紹介します」の撮影が始まった。これは、夫の父親と恋に落ちてしまう若い人妻パメラを主人公にしたメロドラマだ。しかし、撮影の方はなかなかはかどらない。停電によって現像前のフィルムがダメになったり、セリフを忘れてしまう中年の女優、出番をほったらかして女を追いかけるわがままな男優、役目を果たしていないスタントマンと駆け落ちするスクリプト、言うことをきかない猫の演技づけ……。撮影中、どんなに大変な思いをしても、撮影が完了すれば、また次の仕事をしたくてたまらなくなる映画人の心境を愛情を込めて謳い上げた傑作。なお、1988年のリバイバル時の邦題は「フランソワ・トリュフォーのアメリカの夜」に変更。
- キャスト
- フランソワ・トリュフォー/ ジャクリーン・ビセット/ ヴァレンチナ・コルテーゼ/ ジャン=ピエール・レオ/ ナタリー・バイ/ ニケ・アリギ/ ジャン・ピエール・オーモン/
- スタッフ
- 監督: フランソワ・トリュフォー 脚本: フランソワ・トリュフォー シュザンヌ・シフマン ジャン=ルイ・リシャール
- 原題
- LA NUIT AMERICAINE
- 上映時間・制作年
- 115分/1973年
- 制作国
- 仏=伊
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