脱出〈1945年〉

【解説/みどころ】
E・ヘミングウェイのベストセラー小説を、ノーベル賞作家のW・フォークナーが脚色した強力タッグの作品。フランスがナチス・ドイツに降伏した頃。ナチスの支配下になったフランス領マルチニックで釣り用の大型ボートを賃貸しているハリー・モーガンのところへ、ドゴール派の活動を支えるホテルの主人がやって来て、同志の脱出に力を貸してほしいと頼む。初めは断ったハリーもナチスの横暴に敵がい心を抱いてレジスタンス側に手を貸そうとするが……。これがデビューのL・バコールは雑誌のカバーガールからスカウトされた。“会いたくなったら、口笛を吹いて”という名台詞をはじめ、魅力いっぱいで貫禄もボギーに一歩も引けをとらない。『スター・ダスト』の作曲者、H・カーマイケルがピアニスト役で出演しているのにも注目。
- キャスト
- ハンフリー・ボガート/ ローレン・バコール/
- スタッフ
- 監督: ハワード・ホークス
- 原題
- TO HAVE AND HAVE NOT
- 上映時間・制作年
- 101分/1945年
- 制作国
- 米
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