黄金〈1948年〉

【解説/みどころ】
メキシコのタンピコで観光客の金目当ての生活を送っていたドブスと若い相棒のカーティンは、労賃をピンハネしようとした請負人を殴ってベッドハウスにやって来る。そこで黄金探しに夢をかける老人に出会い、たまたま当たったわずかばかりの宝くじを元手に砂金を探しに出かける。シエラ・マドレの山中でなんとか砂金を見つけた3人はそれぞれ自分の金を隠しておくが、ドブスは猜疑心が強く、性格の悪さを出し始めた。山賊に襲われ3人は下山しようとするが、メキシコ人少年が溺れるのを老人が救ったことから、その部落に引き留められた。ドブスは二人で組んで老人の金を奪おうとカーティンにもちかける。しかし断られたため彼を撃ったがドブスは逆にインディアンに殺され、ことなきを得る。カーティンが老人を呼んで戻ってくると砂金は風にまき散らされて残っていなかった。ヒューストン得意の空しく潰れていく夢の美学が渋く光る。
- キャスト
- ハンフリー・ボガート/ ウォルター・ヒューストン/ ティム・ホルト/ ブルース・ベネット/ バートン・マクレーン/
- スタッフ
- 監督: ジョン・ヒューストン 脚本: ジョン・ヒューストン 原作: ブルーノ・トレイブン
- 原題
- THE TREASURE OF THE SIERRA MADRE
- 上映時間・制作年
- 121分/1948年
- 制作国
- 米
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