雲ながるる果てに

【解説/みどころ】
ベストセラーとなった同名の学徒航空兵の手記集をもとに、家城巳代治監督が松竹退社後初のメガホンを取り、鶴田浩二・木村功主演で映画化した反戦映画の代表作。太平洋戦争末期の昭和20年春、本土南端の特攻隊基地を舞台に、様々な思惑を胸にした学徒航空兵の短い青春が綴られる。家城巳代治監督は、特攻隊の学徒航空兵という後戻りできない悲運の青春群像を通して、決して力むことなくむしろ淡々としたタッチで、戦争に対する怒りをぶつけた。戦争の臭いがまだ生々しく残っている時代だけに、鶴田浩二・木村功らの出演者が実にリアリティーあふれる学徒兵ぶりである。
- キャスト
- 鶴田浩二/ 木村功/ 高原駿雄/ 沼田曜一/ 金子信雄/ 岡田英次/
- スタッフ
- 監督: 家城巳代治 脚本: 家城巳代治
- 上映時間・制作年
- 101分/1953年
- 制作国
- 日本
- 配給
- 重宗プロ=新世紀映画
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